ホソクの片思い (ページ20)

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除隊後ページ20

除隊日にはヒョン達と家族が来てくれた。

みんなに頑張ったねとハグされ、自宅でお祝いの食事をする。
軍隊にいる間は飲まないから、もともと弱いのにたった1杯で酔ってしまった。

1晩実家で過ごし、自宅へと帰る。

玄関に入ってもホコリっぽくないから、家族が掃除をしてくれたんだと感謝した。

リビングへ進みドアを開けるとソヨンがいた。

「え？」

ソヨン「おかえりなさい。お疲れ様でした。」

「なんでいるの？」

ソヨン「ホソクが入隊してから、ずっと考えてたの。1人でさみしくて、何かが足りない感じ。
なんでだろう？と思ったら、ホソクが居ない事が私にとって違和感があったんだ。
それからよく考えてみたら、違和感は好きだからとやっとわかったの。
ホソク、あなたが好きです。」

そう言われ、僕は思わず涙ぐみソヨンを抱きしめた。

「ありがとう。僕も大好きだよ。
ただ僕には勇気がなくて入隊前には伝えられなかった。除隊して気持ちがかわってなかったら、いきなりプロポーズしようかと悩んだ時もあった。
先に、ソヨンに言わせてごめん。」

片思いも長年思い続けたら実るんだと思えた日だった。