タンクトップ ページ1
中学2年にダンススクールでソヨンと出会った。
やけにダンスが上手い女の子だと思って、見たいたらこちらに気が付き、ニコリと太陽の様に笑った。それがソヨンだった。
あれから2人ともダンスは続けているが、僕はアイドルになり、ソヨンはバッグダンサーになった。
ワールドツアーにまわる為に、韓国で最終チェックをした帰りにソヨンに話し掛ける。
HS「ねぇソヨンはさ、ダンス練習着をちょっと考え直すべきだよ?」
ソヨン「なんで?普通は動きやすさ重視じゃない?」
HS「まぁそうなんだけど、、、タンクトップが短いって。」
ソヨン「別にみんな同じようなの着てるしそんなにおかしいとは思わないけど…まさか!似合ってないからダサいって言いたい?」
HS「それはない。けど…もういいよ。わかんないなら。」
ソヨン「ふーん、お疲れ様?」
そう言って帰ってしまう。
そうだよ。ソヨンの言う通りさ。
タンクトップなんてさ、みんな着てる。
でも、ソヨンの腹筋とか見せたくないんだ。
ダンサー同士くっ付く事だって多いしさ。
なんでそんな事もわからないんだ?
そもそも僕がソヨンを好きってなんでわかんないの?
こんなに傍にいるのにさ。
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作者名:kashumi | 作成日時:2022年12月24日 22時