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五条「さて、気を取り直して今日は模擬戦をやってもらう」
釘崎「模擬戦？怪我しそう」
五条「そこは大丈夫、呪具を使うから」
五条先生はそういって、代わった形の箱を持ってきた
五条「これはね、異形箱っていう呪具」
伏黒「異形箱っすか」
虎杖「あ、やっと喋った」
釘崎「伏黒、あんた異形箱のこと知ってんの？」
伏黒「あぁ、異形箱はその名前の通りおかしな形をした箱だ、もともとは呪物として回収したものだったが呪霊の興味が向かなかったことから安全だと判定され呪具として保管されているんだ」
五条「その通り、この箱の使い方は呪力の弱い呪物をこの箱の中にしまっておくことで呪力を書き消すことができる、ちなみに準一級に近い
二級呪具だよ」
『それで？異形箱にはどんな呪法があるんですか？』
五条「異形箱の呪法は【領域掌握術】新たな空間を作ることができる呪法だよ」
釘崎「その呪法でどうやって対策すんの？」
五条「その、空間内では死んでも現実空間に戻ってくるだけだから思いっきり空間内で戦ってもらうよ」
虎杖「なら、大丈夫か、呪術をフル活用して全力で戦えばいいんすよね？」
五条「そゆこと〜」
???「それなら、Aにこの呪具を貸してやろう」
伏黒 虎杖 釘崎「真木さん？！」
禅院「なんだよ？」
釘崎「いや、真木さんが呪具貸すなんて」
禅院「私だって呪具操者だ、呪具の呪法までに使えたらどこまで強くなるのか見てみたいだろ」
そういって手渡してきたのは
『刀？』
禅院「そいつは、【妖刀 月血】刀身が月光の様に淡い赤色に光っていることからつけられたんだ」
禅院「呪法はわからないから実戦向きな呪法かは知らないが使ってみてくれ」
『わかりました』
五条「じゃあ、そろそろ始めるよ〜」
そうしてメリディクション・コリエと妖刀月血を持って模擬戦をトーナメント式で開始した。
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作者名：柏木樹椅 | 作成日時：2021年3月7日 23時
