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借りたスタジオに入ると、先にたるとさんと王子が準備をしていた。
『たるとさんっ、王子！！！』
「おー、Aじゃん。久しぶり」
「ほんとだ。ってか司なんでそんな不機嫌なの？」
『わかんないけど、はい！ふたりとも！』
たるとさん用と王子用のクッキーを渡す。
たるとさんならタルト、王子ならドーナツの方が良かったかな、なんて思ったけどすっごく喜んでくれたからよしとしよう。
「ははーん、司が機嫌悪い理由わかったぞ。A、司にこれあげた？」
『ううん、あげてないよ？司さんのクッキーはないから。』
チョコレートケーキだしね！あとブックカバー！
「やっぱりなー」
「こりゃ、司も機嫌悪くなるな。」
「うるさいよ！」
「まぁまぁ…司、落ち着けって。ほら始めんぞー」
新曲、すごく楽しみ。
どんな曲なのかな？
きっとどんな曲でも凄いんだろうな。
『司さん、頑張ってね！！』
「…うん。」
「おっ、ちょっと機嫌直ったな。」
「な。」
「もうたるとさん、王子！！はぁ…なんか悔しい。」
「そのくらいにしとけよーほら、司この曲Aにむけて歌うんだろ？」
『えっ？』
私に向けて？
ますます楽しみになってきた…！
ふふっ、嬉しいなぁ
「ちょ、レフティ！！」
「ありゃ、言ってなかったのか？ごめんごめん。じゃ、始めるかー」
私はスタジオの別室で司さんとレフティさんを見守る。今回、たるとさんと王子は裏方に回るそうで私と一緒の部屋にいる。
最初から歌い始めるんだけど実際にTwitterにあがるのはサビの部分の30秒ほどだけ。
そして、レフティさんのキーボードの合図で曲が始まった。
「司、本気だな。」
「いつも本気だろー。何言ってんだよ王子。」
「いや、そうだけど。Aがいる時だけなんか違うんだよなー…」
「まぁ、あれだけ魅入られたらかっこつけたくなるよな。Aだし。」
「ははっ、確かに。でもAはああやって誰よりも真剣に聴いてくれるし、歌だけじゃなくて俺達が弾いてるところまで聴いてくれるから嬉しいもんよ。」
「だな。あ、終わった。」
『たるとさん、入っていい！？』
「はいはい、いっといで。」
許可をもらって司さんとレフティさんがいるスタジオに入り、すぐに司さんに抱きついた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
やっぱり終われませんでした。続きます。
Twitter、誰にもフォローされませんでした。
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じゃ娘。(プロフ) - 未来奈さん» コメントありがとうございます！呼び方が変わるのはわざとなので読みづらかったら申し訳ないです。 (2016年5月3日 11時) (
レス) id: c93298ea3b (このIDを非表示/違反報告)
未来奈(プロフ) - なんで天月さんの呼び方毎回変わるんですかwww面白いです！ (2016年5月1日 22時) (レス) id: 521b2a2075 (このIDを非表示/違反報告)
おとく - これからも頑張って描き続けてください笑 (2016年2月10日 13時) (レス) id: 5955544200 (このIDを非表示/違反報告)
じゃ娘。(プロフ) - 初音のネギさん» コメントとTwitterフォローありがとうございます！！通知が来なかったのでプロフの方に記載されていたIDを検索して私もフォローさせていただきました！続編は作るつもりでいます！これからもよろしくお願いします。 (2016年1月17日 21時) (レス) id: 991d454952 (このIDを非表示/違反報告)
初音のネギ(プロフ) - 是非続編を|´-`)Twitterフォローしました！ (2016年1月17日 20時) (レス) id: c99af92c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃ娘 | 作成日時：2015年12月26日 20時
