とうぇんてぃーすりー ページ28
食堂につき、用意された朝ごはんを食べる。
うん。おいしい...って、これはひとらん印の米粉パン！？
気付くと僕の皿からはパンが消えていた。
恐るべし米粉パン。
zm「フハッ どんだけそのパン好きやねん。俺のもやるわ。」
これには逆らえない。
差し出されたのでムジカさんにやっている時と同じようにそのままかぶりつく。
う〜ん！！おいしい！！！！
このパンには誰も勝てないだろうなぁ。
すると、ゾム様がかなり神妙な顔をしてこちらを見ていた。
なんだろうか。なにかしたっけ。
zm「...なあ、もしかしてAが喋れへん理由って__」
em「ゾムさん、何に気づいたかは知りませんが後でも宜しいのでは？皆さんも気になっている事です。」
zm「っぁ、ごめん。」
食堂では幹部の皆さんが喋って居るものの、何だか空気が昨日より悪くなっている。
僕のせいだ。
その空気を断ち切るように、パン、と手を叩く音がした。
gr「この空気は良くない。率直に聞こう。Aさん、君は私たちに何を隠しているのかな？」
え。
gr「聞くのにはもちろん理由がある。君を我々国の音楽隊に入隊させたいからだ。もし入ってくれるなら何を隠しているのかを教えて頂こう。」
あの、我々国音楽隊に入隊できる...？
tn「あんな、もし入ってくれるんやったら、隊長やってもらわなあかんねん。その、隊長倒れちゃってな、やからその代わりにって指名されたんが君なんよ。」
ch「昨日の食堂での演奏会、兵士たちにも好評でしたよ。何よりAさんって有名やったで？「城下町での見回り当番のとき、いつも元気を届けてくれる」って。」
幹部のみなさんは食べる手を止めて僕がどう出るかを見ている。
僕はスケッチブックを取りだし...ペンがないんだった。
すると隣の席の兄さん様がペンを貸してくれた。
そのペンをとり、サラサラと紙に書く。
『是非入隊させて下さい。』
皆さんはほっとした表情になるのもつかの間。
zm「...そういや、Aの生活ってどうなるんや？」
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Nanaki(プロフ) - ノエルさん» 完結させて頂いた！！コメントありがとうございます！ノエルさんのその一言が次の作品を書く意欲につながります！ (2019年11月17日 23時) (
レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - なみだめさん» おめでとうコメントをありがとう！なみだめさんを楽しませることができて嬉しい！！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - mo4さん» mo4さんのコメントで更新頑張れました！読んで頂けたうえに面白いと言っていただけて幸せです。ありがとうございます！！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - あめさんさん» しっかり読んでくれてありがとうございます！命令系敬語がすき...同士ですね！？いやこれ同士だわ。(確信)次の作品ももし良ければ読みやがれ下さい！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - yukinaさん» ありがっと！次の作品もよろしくです！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanaki | 作成日時：2019年11月2日 2時
