とうぇるぶ tn side ページ17
Aさんを押しながら、食堂へ向かう。
sha「うちの軍はな、兵士はともかく、幹部は同じタイミングで食事とることにしてるんよ。で、兵士は兵士用の食堂。幹部は幹部用の食堂があってな...」
シャオロンが食事について説明しているので黙って押す。
...えらい軽いなぁ。サックスとバイオリン、その他諸々を持っているようだがかなり軽い。
成人男性なのにおかしいなぁ。
まあ車椅子の人を押すなんて初めてやし、これが普通なんかな?
アレコレ考えていると食堂に着いた。
kn「んじゃ、開けるで。」
扉が開かれる。
一気に中にいた幹部の視線がAさんに集中し、彼は少し肩を震わせた。
tn「おい、そんなジロジロ見んなや。Aさん驚いとるわ。」
ht「あ、ごめん。マンちゃんがいつも話してる人だから、ずっと見てみたくって...」
ut「はえー。綺麗な顔しとるなぁ。」
os「せやろ。俺の自慢や。」
zm「なんでオスマンが自慢しとんねん。いやー随分細いっすね」
em「流石にやらないですよね?やめてくださいよ??」
rb「いや、流石に客人にはやらんやろ...」
sn「...ほってm ni「おい。自重しろ。」はーい。」
ch「(めんつゆ好きだったりしないかな。)」
shp「あれ、この間俺んとこの兵士が助けてた...」
全員思い思いに喋り出し、収集がつかなくなる。が、
gr「静かに。」
その一言で幹部は口を噤む。我らが総統の独壇場だ。
gr「ようこそ。我々の城へ。A・サクリフィスよ。歓迎しよう。」
その一言で幹部はまた騒ぎ出す。
zm「俺の隣おいで!!」
...絶対アカン。
俺は車椅子をオスマンとエーミールの間に入れた。
するとAさんが何か手振り?のようなものをしてきた。
em「ありがとうございます ですって。」
ああ、手話か。
tn「律儀やな。ええんやで。こんなん。今日は楽しんでな。」
そう言いグルッペンの隣の席へ移動する。
そして全員が席に着いたところで、
gr「いただきます。」
「「いただきます。」」
食事が始まった。
今日はAさんに配慮して、何時ものバイキング形式では無くて、既に盛られて料理が出てきた。
ht「ねえねえ、Aさんって動物好き?あ、俺ひとらんらん。よろしくね。」
エーミールが手話を通訳してなんとか会話が成立出来ているようだ。
ht「ほんと!?じゃあ今度俺の馬見せるね。」
うん。楽しそうでなによりや。
169人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nanaki(プロフ) - ノエルさん» 完結させて頂いた!!コメントありがとうございます!ノエルさんのその一言が次の作品を書く意欲につながります! (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - なみだめさん» おめでとうコメントをありがとう!なみだめさんを楽しませることができて嬉しい!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - mo4さん» mo4さんのコメントで更新頑張れました!読んで頂けたうえに面白いと言っていただけて幸せです。ありがとうございます!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - あめさんさん» しっかり読んでくれてありがとうございます!命令系敬語がすき...同士ですね!?いやこれ同士だわ。(確信)次の作品ももし良ければ読みやがれ下さい! (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - yukinaさん» ありがっと!次の作品もよろしくです! (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nanaki | 作成日時:2019年11月2日 2時