拾った．17 ページ17
隣の部屋に入る前から強いさっきを感じた
たぶん1人じゃなくて他に何人も････やっぱり私、良くは思われないよね
る「大丈夫。センラ、お前先に入れ」
せ「はい」
センラさんがそっと襖を開けて中に入ろうとすると中からちゃぶ台が飛んできた
せ「････お嬢に投げたんか？」
「ハッお嬢？そいつはいつからうちの人間になったってんだ？」
私をキッと睨みつけるピンクの瞳に思わず後ろに下がりかけた
る「下がっちゃ行かん。背筋伸ばし」
後ろからヒカルが私の方を優しく掴んでそう囁いた
「うちの若頭はいつからそんなにお優しくなったんだよ。やっぱ、最初に見つけた時に無理やりにでも連れ戻しとくべきだったんじゃないの？」
る「俺は無理やりここに戻ってきてもきっと記憶は戻っとらんかったよ。それにこの子1人残して戻るわけないやん、記憶がなくったってあれは俺やったんやから」
センラさんの脇越しに見たちゃぶ台投げの人ははっきり言ってすごく可愛い人だった
正確には顔が女の人みたいに可愛い人だった
る「nqrse、別に今すぐ認めて欲しい訳やない。それでもこの子に手を出すんはよしてくれや」
な「俺にその女の世話役させようとしてたくせに、何が今すぐ認めてもらおうと思ってないだよ。馬鹿馬鹿しい」
nqrse？さんはそのまま部屋を出て言ってそれに赤髪の怖い顔の人もついて行った
だけど、まだ部屋の中からさっきは感じとれた
せ「そらるさんとまふくんも。お嬢は今日からここの人間になるからできる限りでええ、守って欲しいんです」
センラさんの目線の先と私が感じとっている殺気の先には青と白の髪を持つ男の人たちがいた
1人はおっとりしてて、とてもこの業界の人には一見見えないような人
もう1人は私よりも細くてすごく声の高い人
ま「どうして僕らが？」
そ「俺らは基本部屋にこもってたり、他の組織に潜入してる立場なんだから守ってやれるほど余裕なんてないし何より
ここを乗っ取ろうとしてるかもしれない女、簡単に守ろうなんて思わないでしょ？」
そう言って2人も部屋を出ていった
最終、部屋に残ったのは私たち3人と、まだ顔も名前も分からない2人だけ
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蒼華(プロフ) - 更新ありがとうございます！！初期から読ませていただいてます！！luzくんの可愛いところが見えてもう最高です！！ (2021年10月16日 19時) (
レス) @page7 id: e79af67a34 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - めっちゃ良き。Iuz君大好きなので嬉しいです…… (2021年8月9日 17時) (レス) id: 0614e5eebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：國河快晴 | 作成日時：2021年6月12日 17時
