カラーテール-僕の資料集- (ページ4)

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カラーフェールページ4

イリスはある病気だ。10000個ソウルを壊さなければ死んでしまうという。
そのせいで、残虐な性格になってしまったんだろう。
フェイムとシヴァを地上から引きずり込んだのもイリスだ。
本人は、ある日気づいたらしい。-こんなことまちがっている-と。
そしてシヴァに手紙を渡した。そして何処かに逃げ去っていった。
シヴァは手紙を開く。内容はこうだ。
私は間違っていた。こんなにソウルを奪ったって。あなた達を引きずり込んだって。
私だけのためにこんなことをしてしまった。
もう貴方は私から離れた方がいいとおもうわ。いまの貴方なら簡単に地上にでれる...
そこからはもうなにもかいていなかった。手紙には血がついていた。
シヴァは驚いて何かを察したようで、イリスのいった方向へ追いかけていった。
所々には血が垂れていたせいか、追いかけるのは簡単であった。
シヴァは立ち止まった。倒れた主人を見つけたからだ。
イリスはもう少しも動かない。声をかけても返事をしない。
シヴァはもぬけの殻のような主人をかつぎ、走っていった。
シヴァは、今まで戦っていた相手に、頼み込み、蘇生してもらうことにした。
生き返ったイリスは、シヴァに、近寄らないで、と言った。
シヴァは意味が分からないか分かりたくないのか、まだ近づく。
やめて、貴方はもう自由、もう関わらないで、と、言うが、
だんだん涙が出てきて、喋れなくなった。
その場に座りこんでしまった。
離れませんよ、というシヴァの一言に、イリスは心を打たれ、
大きなハサミを捨てた。
そして、少したって、イリスは、カルフェ達と仲良くなった。

僕はバットエンドを望んでいたのに。