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A……」
少年が頭を捻れば見えてくる少女との思い出。
それは、少年にとってすごく価値のあるものだった。
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『見てみて初兎さん！とっても可愛い！』
『ほんまそれ、やっぱ兎しか勝たんわ…』
『…………そうですよね』
『ん？どしたんA………急に元気なくなるやん』
『いや………別に…』
『………ほーん……要は兎に嫉妬したってことやんな』
『なっ…！！違います！』
『ふーん？…………正直に言ったら撫でてやらんこともないけど』
『っ〜〜！！そうですよ！嫉妬したんです！！』
『ふは、よく言えました』
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初デートの日。
近所の動物ふれあい教室に行った時の会話。
あのときはまだ２人共仕事がそんなに忙しくなく、色んなところに行っていた。
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『っ……//その……』
『……………ふふっ…初兎さん、見えてますよ』
『えッ！！！………もう……失敗やん…』
『失敗じゃないですよ……………これからも、よろしくお願いしますね、旦那さん』
『っ……………はは……僕には勿体ないくらいようできたお嫁さんやな』
『それはこっちの台詞ですよ』
『ほな改めて………………葉羽Aさん、結婚してください』
『ええ、喜んで』
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りんごあめ - コメント失礼します。めちゃくちゃ面白くてコメントしたくなっちゃいました。これからも頑張って下さい。応援してます！ (12月30日 23時) (
レス) @page31 id: b7103bc41b (このIDを非表示/違反報告)
きらり＠クリスマスが楽しみっ！(プロフ) - 面白いです!最新頑張ってください!応援してます! (12月13日 14時) (レス) id: 3d838576f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：傘瑠羽 | 作成日時：2023年12月2日 12時
