ヒロイン潰す為に帰ってきました。 Ｐａｒｔ２

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「後半入りまーす！移動する人はして下さい！」


声を張って、皆さんに聞こえるように。


そうすれば、


「あ、本当だ！ありがと、教えてくれて」

「元気だねー。いいな、俺もこんなマネ欲しい」


沢山褒めてもらえる。


あと４日で潰すんだから、ちゃっちゃと好感度上げてかないと。




「A、次も俺ら手伝ってくんね？第三体育館行くんだけどよ」


そう、クロ先輩に言われる。

どうせどこも誘われてないし、行くか。


「はい！」




クロ先輩に着いて行くと、そこには既に何人か居た。


えっと・・・月島君に日向君、かな。

あ、後から京治先輩と光太郎先輩と灰羽君も来た。


なんか凄いメンツ。



「おーい。今日はAが手伝ってくれるぞー」


そうクロ先輩が言うと、日向君が目を輝かせてこちらを見た。


「え、本当だー！大王様のところのマネージャーですよね！？」

「だ、大王様？」


誰だ、それ。


「あ、及川さんの事です！」

「うん、そうそう。ていうか日向君、タメで良いよ？同い年だし」

「分かった！」


元気な良い子だ。




どうやら、３対３をやるらしい。

梟谷組＋日向君(平均身長１７０ｃｍ台)ＶＳ音駒組＋月島君(平均身長１９０ｃｍ近く)。


え、なんか、


「「バランス悪くないっすか？／ですか？」」


あ、京治先輩も同じ事思ってたみたい。


「固い事言うなって！」


いやこれ、かなりのハンデだと思います。

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