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ふわぁ…と大きくあくびをした風磨と、ぎこちなく隣を歩く
私の家までの道
そう遠くはないはずなのに、隣に風磨が居ることくらいいつものことなのに
見慣れない道を、どこまでも続きそうな道を歩いているみたいだった
"恋人" になってしまった
隣の風磨は何ひとつ、いつもと変わらないのに
風磨はもう、"男友達" でも "幼馴染" でもなくて "恋人" なんだ
「ん、俺ここで待ってるから…着替えてきなよ」
大学に行く前に着替えさせてほしい、と言った私の要望をちゃんと覚えておいてくれた風磨
眠気と戦いながら、私の家の前で止まる
「上がれば？ 時間かかるかも」
「いいよ、彼女の生着替えとか心臓持ちそうにねぇし」
変態風磨くんがサラっと放った言葉に、思わずはっとなった
いや、「生着替え」の方ではなくて
風磨も、私を "彼女" だと認識してくれているんだなということに
それがなんだかくすぐったくて、周りには誰も居ないのに誰かに見られているような恥ずかしさというか
そういうものが、全身に響いた
「バカ、誰が部屋に入れって言ったよ」
「え？ ちげぇの？ ショックー」
風磨はわざとそんなふうにふざけながら、アハハといつものように笑って私の家に上がった
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☆ - 9【はっと我に帰る】→我に返る だと思います。 (2019年5月17日 16時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
えつ(プロフ) - あいさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです…(涙) ぜひぜひまた挑戦してみたいです＾＾ (2018年10月11日 8時) (レス) id: 94efd89660 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - かさぶた、とってもよかったです！思わず泣いてしまいました。風磨くんのお話また読みたいです。 (2018年10月10日 16時) (レス) id: 88ef7968ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えつ | 作成日時：2018年9月25日 17時
