１０ ページ10
茜色に染まる空の下
４人は無言で帰路へつく
なんとなく感動につながりそうないい雰囲気の中
フラグクラッシャーは現れた
「いやー、モッチーがいたのはビビったなー」
最初の２行の意味とは一体
「そうだよ、朝に始めたから昼には帰れたのにさー」
三神は髪を弄りつつ毒づく
「でも、しょうがないよね・・・」
そういう糸谷は目が死んでいる
２人はふかーくため息をついた
如月が励まそうとしたとき
「ほぼAのせいだけどな」
上城は容赦なく言い放った
空気が一瞬にして冷えた
「うるさくて近所迷惑、報告日誌の字が汚い、野外での活動許可の取り忘れ、挙げていったらきりないけど」
淡々と述べる上城
「そ、そんな風に言うことないじゃん！！」
予想外のことだったのか、戸惑いながら反論する如月
「代わろうかって言ったのがほとんどだよね」
返す言葉もない如月
「できないのに見栄張って？」
その言葉にうつむく如月
そんな如月に溜息を漏らすと
「迷惑かけてんの気づいてない？」
責めるようにいう
「か、上城？そこまで言わなくても・・・」
「そうだよ、別に私達気にしてないしさ」
慌てて止めに入る2人だったが
「迷惑かけてんのは、わかってる・・・」
と、小さく呟く如月の声により遮られた
「でも、みんなには、無理言って入ってもらったから・・・」
ポツリ、ポツリと言葉を紡いでいく
「わ、私がみんなの負担を軽くしなきゃって、思って」
目に溢れそうなほど涙がたまっていた
そんな風に思ってくれてたんだ、と思い分かりやすく嬉しそうな2人
それに対し
「そーゆーのがよけいなんだよ」
怒った様な上城
「お前ができないのはみんな知ってる、余計な気使うな」
「頼れよ」
友達なんだろ、と付け足し、照れたようにそっぽ向いた
・・・
イケメンかよ
イケメンだったよ、そういえば ←
「うん！」
如月は元気よく返事をし
「みんな、改めてよろしく！」
満面の笑みを浮かべた
「うん/おう」
3人も照れたようにはにかんだ
「蒼、ありがとね」
ボソッとささやき、そそくさと通り過ぎていった
後ろ姿だったが少女の耳は真っ赤だった
少年の頬が赤く染まったのは本人もしらない
如月はブーッと鼻を盛大にかんだ
シリアス？からの台無し感やべえな
これにてオカルト部の仲間割れ騒動？は幕を閉じたのだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朧月レンゲ - 深夜まよいさん» ありがとうございます！ (2018年7月4日 23時) (
レス) id: b1e62bb2f3 (このIDを非表示/違反報告)
深夜まよい(プロフ) - 朧月レンゲさん» URL貼らせて頂きましたー！またいつかリクエストでもしてくださいね(*´∀｀*) (2018年7月4日 23時) (レス) id: 38fb1edd11 (このIDを非表示/違反報告)
朧月レンゲ - 深夜まよいさん» 見てくださったんですか！？ありがとうございます！大丈夫です！！ (2018年7月4日 22時) (レス) id: b1e62bb2f3 (このIDを非表示/違反報告)
深夜まよい(プロフ) - ごめんなさい小説見れました！話のテンポがよくて読みやすいです(*ﾟ▽ﾟ*)イラスト集の方にURL貼っても大丈夫ですか？ (2018年7月4日 20時) (レス) id: 38fb1edd11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
