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第44話 ページ46

イスに座っていた高遠が立ち上がった。


高遠「では、お大事に。」


ふんわり…


高遠から微かにアマニ油の匂いがする。



貴「あれ?銃のお手入れしたんですか?」


!?




…流石は変態、鼻が効きますね。
いや、これは育ちのせいか。



高遠「…ええ、まぁ。」



貴「私、メンテナンス出来ますよ♡超ピカピカにします☆」




高遠「…馬鹿ですか、オイルの匂いで明智警視にバレるでしょう?ま、お気持ちだけは頂いておきましょう。ま、貴女がいつもどおりで安心しましたよ。では、Good Luck!ストーカーのお嬢さん!」



!!



嘘でしょ…

こんな日がくるなんて…



貴「キャーーー!初めて言ってもらえた!しかも安心したって言った。つまり超心配してた。これはもう愛…もう、そうとしか思えない!いやぁ、なんかちょっと病んでたんですよ!キラキラアレルギーで。でも、美味しい空気をつくってくれる高遠さんが来てくれた上に愛まで。神は私をお救い給うたのです!悪魔で天使で神の高遠さんをお遣わしくださった!はぁ、神様、仏様!本当にありがとう!生きてて良かった!やっぱこうでなくちゃ♪はぁ…上がるわぁー!気分上がるわー!もう全開♡明智さんに電話しなくちゃ!ご飯いっぱい買って来て貰って今宵はパーティーですよ!あはははは!はー、好き♡もう退院する♡看護婦さーん、私、退院する!!」


…。
…。



マリノはナースコールを連打しながら大声でナースを呼んだ。




高遠「心配してしまった自分が愚かでした……」


高遠はげんなりした顔で部屋のドアに手をかけた。




貴「あ、高遠さんの事は内緒にするから安心してね♡バイバイ、ダーリン♡」



高遠「私はダーリンじゃありません。」
彼は青い顔でその場を逃げる様に離れた。




あのコ、益々私への思いが酷くなった気がします。
より危なさが増した…



にしても、どうしてお見舞いになんていってしまったんでしょう…



あの子があの後入院したと聞いて柄にも無く私は…



いや、気のせいだ。


余計な事を考えるな。



はぁ…。

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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです!!! (1月5日 17時) (レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます!私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください! (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりの | 作成日時:2018年7月8日 19時

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