第38話 ページ40
現金がない…
明智さんに平均的中学生の生活を送るようにと言われ、わたしは資金難に陥っています。
口座とカードは明智さんが握ってるためどうしようも出来ない。
はぁ、どうしよう…。
ふと、宝くじ売場が見えた。
貴「あんなので当たれば苦労しないっての。いやでもな…あっ、確かこの売場は子供は買えないんだもんね。やっぱりダメ。」
とぼとぼ歩いていると前方からダニが来た。
金田一「あれ？明智さんとこの、宝くじ買いたいの？なら俺が買ってやるよ。ほらお金かしてみ？」
…意外といいやつだな。
貴「じゃあ。1万円分、スクラッチで。」
！？
金田一「は？1万！？マジで？」
貴「さっさと買って来て、削るのも手伝って。」
金田一「へいへい、お嬢様。」
金田一は50枚のスクラッチを買ってきた。
２人で公園に移動し削る。
ガリガリ…
ガリガリ…
金田一「なぁ、高遠の事、好きなんだって？」
貴「…どーせ、貴方も明智さん達みたいに非難するんでしょ？別に私が誰を好きになろうと勝手だもん。」
ガリガリ…
パズレしか無い。
金田一「あ、いや…なんて言うか何でかなって思ってさ。」
貴「私ね、両親が殺されたの。でもね、事故だって警察は言うの。絶対に事故じゃないのに、私、見たのに…子供の言うことなんて誰も信じてくれなかった。」
ガリガ…Σッ
金田一「…。」
貴「高遠さんはさ、母親の敵に自分の手で復讐した。恐怖を与えながらね。私も出来ればそうしたい。でも、出来ないもの…たがら彼は私の憧れなの…。それに…？」
金田一「…。」
貴「…？ちょっと聞いてるの？ってか手も止まってるし！ほらサッサと削る！」
金田一「…当たった…」
貴「は？何が？」
金田一「一等だ…一等が当たってるぅぅ！！50万！」
貴「…見せて…あ、当たってる！！」
金田一「い、い、 一等だぜ！すげー！マリノ様、私めの取り分はおいくらでしょうか？」
ガッと目開き、マリノに詰め寄る。
ジリジリ…
ジリジリ…
貴「げっΣッ、近っ！離れてよ！」
ジリジリ…
金田一はギラギラした目で詰め寄る。
金田一「20%！！」
貴「馬鹿じゃない！？1%！！」
金田一「15%！！お願いしますぅぅ！」
マリノの足に縋り付く。
おや？あれは…クスクス…
面白い組み合わせですね？
どれ、少し悪戯しましょうかね、クス。
高遠「もしもし、警察ですか？…実は今公園で…」
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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです！！！ (1月5日 17時) (
レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます！私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください！ (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりの | 作成日時：2018年7月8日 19時
