第26話 ページ28
明智がレストランに入ると支配人らしき男性が柔和な笑顔をたたえ待っていた。
支配人「明智様、可愛いらしい女性をお連れですね。」
どうやら常連らしい。
明智「私の妹みたいな関係でね、最近家庭の事情でイギリスから日本に来たばかりなんです。ほら、ご挨拶は？」
貴「はじめまして、マリノです。」ニコ
そんな事より、高遠さんは何処かな？
キョロキョロ周りを見渡す。
支配人「おや？どうしました？何かお探しですか？」
貴「…王座のある謁見の間に行きたい。どこ？」
なーんてな、探しに行こう♡
支配人「あぁ、それならあちらの角を曲がったところですよ。姫。」
貴「ありがと。明智さん、先に座ってて。飲み物はペリエ、料理はお任せ。デザートは後で決める。以上。」
明智はクスリと笑うと支配人と共に置くの夜景が見える席に向かった。
ふッ…よし。
私は自由だ。
さて、行くか。
トイレに行くふりをしながら周りを観察する。
すると、ひとりで座りワインを飲んでいる彼を見つけた。
当然のように彼の前に座る。
貴「ダーリン♡私に会いに来てくれたの？嬉しい♡」
高遠「鼻まで効くんですね。匂いまで覚えているなんて、だいぶ引きますよ…」
そういうと眉間に皺を寄せ彼女を見た。
視線はもちろん、冷たい。
貴「その汚物を見るような目…はぁ////…きゅんきゅんします♡で？どの様なご用で？もちろん、何でもします！なんでも言って！！」
高遠「ほぅ、何でもですね？」
高遠が意地悪そうに笑う。
貴「うん♡♡」
高遠「つまらない理由で金田一くんにちょっかいを出さないでください。」
は？
貴「え？」
高遠「彼に危害を加えないでください。彼は僕のライバルです。余計な事はしないで下さい。」
今まで見たことがないくらい冷たい目で見られる。
うわぁ…すごい殺気…。
でも、全然きゅんとしない。
だってこの殺気は金田一の為に…。
高遠「それだけです。」
高遠はその場を後にした。
貴「…やっぱ好きなんだ。」
…。
…。
…。
ボーっと席に座っていると支配人が迎えに来た。
支配人「おや？どうしました？こちらは別の方のお席ですよ。姫はあちらの席です。さぁ、お手をどうぞ。」
貴「あ…どーも。」
支配人にエスコートされ明智の待つ席に着いたが一向に座ろうとしない。
不思議に思った明智が彼女の顔を見ると大粒の涙をながしていた。
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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです！！！ (1月5日 17時) (
レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます！私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください！ (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりの | 作成日時：2018年7月8日 19時
