第24話 ページ26
よかった。
まだ何もしてないようですね。
全く油断も隙もない。
明智はホッと胸を撫で下ろした。
明智のコーヒーと一緒に剣持達の食事が来た。
ウェイトレスが取皿を置いて行く。
貴「すみません、あ、もう一枚下さい。」
明智「おや？私は大丈夫ですよ？」
明智はコーヒーを飲みながら自分は食べないというが彼女は引かなった。
貴「ちょっと痩せたでしょ？ちゃんと食べなきゃダメだよ。」
明智はちょっと驚いた。彼女がそこまで自分に興味があるとは思っていなかったからだ。
金田一「…へー。ちゃんと家族してんじゃん。」
剣持「まぁな。」
佐木「でもこう見ると、ナイトに守られてるお姫様みたいじゃないですか////」
美雪「確かに！」
これのどこが？
美雪ちゃん、違うんだよ。
護送される犯人みたいなんだよ？
この2人はね、私を見張ってるんです。
いろんな意味でね。
食事が終わると明智が会計を済まし3人セットと別れた。
3人の背を見送りながら明智が手を出した。
明智「出しなさい。」
貴「…へい。」
マリノは死神と書かれた瓶を潔く明智に渡した。
剣持「な！？なんだそれは！」
明智「キャロライナ・リーパー、ハバネロより辛い香辛料ですよ。普通の人が食べたら口と喉の痛みでのたうち回りますよ。まったく…」
明智は呆れた子だと溜息を吐くと瓶をポケットにしまった。
剣持はまさか自分の隣でそんな事を考えていたとは全く思わなかったので動揺が隠せない。
剣持「お前！なんでそんなもの！」
貴「あっ！コンビニ行きたい！ちょっと待ってて！」
マリノは、逃げるようにコンビニに駆け込んだ。
……………
明智「剣持くん、あの子の前では高遠の話は禁止だと言ったでしょう。例え寝ていてもね。」
剣持「あ…」
剣持は冷や汗を流す。
己の軽率な行動を思い出したからだ。
明智「そういう事です。彼には私が警戒するように言っておきますから。貴方はしっかりこの子を見張ってくださいね。ニコッ。 」
剣持「…ハイ。肝に命じます。」
しばらくすると彼女が戻って来た。
手には栄養ドリンクが2本。
貴「ハイ、あげる♡」
剣持「…なにも入って無いよな。」怯
明智「大丈夫です。ほら、ちゃんと封はしてありますから。」
貴「人の好意を疑うってどうなの！？」
明智「そんな事言う前に日頃の行動を改めて欲しいですね。」
3人は警視庁へ戻っていった。
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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです！！！ (1月5日 17時) (
レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます！私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください！ (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりの | 作成日時：2018年7月8日 19時
