第15話 ページ17
明智さんの牽制？のおかげか私は今のところ無事に学校生活を送っています。
友達？…まぁちっとは…。
ただ、問題なのは…
高遠さんに会いに行く時間が無い事…
学校が終われば警視庁へ行き、捜査一課で明智さんの仕事が終わるまでそこで待つ。
時にはそこで飯を食い…
時には剣持さんの家にお持ち帰りされ…
そこで飯、その後お迎えが来て帰る…
たまにお泊り…
剣持警部の家は好きだ。
お母さんの雰囲気がママに似てる。
この間、間違えてママって言っちゃった。
でもな、私の高遠さん探索時間が全然ない。
明智め！これのためだな。
ならば奴らがあくせく働く昼間に学校を早退したら校門にBMW…中からエリート登場。
嘘だろ…
エリートめ！暇なのか！？
義務教育と警視庁は監視のためか！
そうだろ！エリート！
明智「学校から連絡があってね、直ぐに病院にいきましょうね。」
にっこり…
貴「い、いや…なんか治っちゃたかな？アハアハ…。もっどりまーす。」
私は走って学校へ戻った。
ならば奴が寝ている間に！
夜中、3時ー
カチャリ…。
ササササ…
ササササ…
部屋から静かに移動し、玄関到着。
解錠しようとした瞬間、違和感に気づいた。
あれ？
なんか内鍵増えてない？
ま、まさか！？
ガチャ！ガチャ！
(主人公)は必死にドアを揺するがビクともしない。
明智は内側から開かないように新しい鍵を設置していたのだ。
ここまでするか？
貴「…違う…違うんだよ！束縛大好き！閉じ込められるのも大好き！…でもこれは違う！…ああいう空気の人間にやられても萌えない…萌えないんだよ…。」
だが私は諦めない。
開かぬなら開けてみせようホトトギス。
秘密兵器！
金属カッター！！！
通販で買っといて良かった♡
明智さんはね、寝起き悪いんだよ。
なかなか起きないの。
だから音を出しても大丈夫♡
貴「おしっ！行くぞ「何がおしっ！なんですか？」」
ガチャン！！
背後にはパジャマ姿の明智がいた。
貴「な、なんで…」
明智「明日から暫く出張なんでね、準備をしていたんです。貴女は前から言っていた通り剣持君のお宅に行くんですよ。いいですね。」
貴「あ、はい。もう寝まーす…」
マリノは諦め部屋に戻った。
明智は溜息を吐いて、玄関に落ちていた金属カッターを回収した。
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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです！！！ (1月5日 17時) (
レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます！私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください！ (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりの | 作成日時：2018年7月8日 19時
