第14話 ページ16
次の日ー朝
校門の前にはスカイブルーのBMW…と明智
その背後に隠れる彼女…
貴「ちょっと明智さん！なんか目立ってる！余計変な事になりそう！やめてぇ…へんなキラキラ出さないでぇ！」
明智「また、そんな事を言って…ここではお兄ちゃんと呼びなさいと言ったでしょ？ほら、行きますよ。」
そういうとヒョイとお姫様抱っこし、校内へ歩き出した。
！？
周りの学生達がこちらをチラチラ見ている。
貴「げぇ！何考えてんの！？イヤ！高遠さんにもされた事ないのに！降ろして！」
ジタバタ！
ジタバタ！
明智「しー…いいから見てなさい。貴女に画鋲を入れたのは女子ですよ。貴女、見た目は本当に可愛らしいですからね。でも大丈夫、今日からはそんな事を無くなりますからね。ニコッ」
明智は颯爽と彼女抱き抱え、なんと校舎にも入って行った。
貴「ちょっと！流石に教室はだめでしょ！」
明智「学校の許可は頂いですよ。うちの子が足を怪我したからクラスまで送りたいとね。」
貴「…えー…ないわー…」
ガラガラ…
等々、クラスに着いた。
いきなり現れた明智に教室では黄色い歓声とザワつきが起きた。
ザワザワ…
明智「おはようございます。私の妹がお世話になっております。皆さん仲良くしてくださいね？席はどこかな？」
ザワザワ…
ザワザワ…
女子「あれ？マリノちゃんどうしたの？調子悪いの？大丈夫？」
一部の女の子達が駆け寄る。
貴「えっ…あ、いや…」
明智「昨日、靴に画鋲が間違って入っていたようで足を痛めたものですから…。ちょっと心配でね。」
明智はクラスメイトの顔をゆっくりと確認した。
サッ…数人の女子が目をそらした。
いましたね、犯人が。
貴「もういいから！早く仕事に行って！！」
女子「お兄さんってお仕事何されてるんですか？」
クス…
明智「警察ですよ。」
シーン…
教室が静まり返る。
明智「画鋲なんてなかなか靴にはいるものではありませんが…もしこれが故意なら傷害罪ですからね。この学校にはそんな方はいないと思いますが…。」
明智さん、牽制し過ぎ。
ビビってんじゃん…
明智「マリノ、今度お友達をウチに連れて来なさい。私が美味しいご飯をご馳走して差し上げますよ。ね？」
にっこり☆
黄色い歓声が上がる。
明智はキラキラスマイルを披露し、学校を後にした。
この後、彼女が女子達に質問責めにあったのはいうまでもない。
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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです！！！ (1月5日 17時) (
レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます！私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください！ (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりの | 作成日時：2018年7月8日 19時
