第13話 ページ15
あぁ、忘れてくれないんだね…
だよねー…
明智「見たところ、差し詰めこちらはバックアップですね、そうでしょう？消したふりをするなんて悪知恵の回る子ですね。」
貴「…さっき逃走犯のデータを渡したでしょ！！見逃すべきです！」
剣持「それとこれは別だろ…まったくなんて奴だ。」
明智「そうですね…じゃあ取引と行きましょうか。改めてね。さっきのは私の責めが良かったからくれたんでしょう？クス…」
うわー。
出た、流し目…
貴「わかりましたよ…。なにをすればいいの？」
明智「３つあります。１つ目、私の家に戻ること。２つ目、日本の義務教育を受ける事、３つ目…「まさか！高遠さんに会わないこと！？いや！それはイヤーー！それなら犯罪者でイイ！逮捕して！」」
マリノはワナワナ震えて剣持にしがみつく。
剣持「こ、こら////」
剣持は顔が真っ赤になり狼狽える。
む、むねが当たってる…
明智「…最後まで聞きなさい。そして彼から離れなさい。３つ目は学校が終わったら警視庁へ毎日来ること。いいですね？」
貴「なーんだ！じゃあいいや！はいはいわかりました！！…待て…義務教育？はぁ？なんで私が！大学卒業したもん！今更ガキどもに紛れて何をしろと！？私が馴染めると？虐められる！絶対そうだ！私はMですがガキの虐めは別です！」
全力で抵抗する。
明智「大丈夫ですよ。良い学校を選んであげますからね。ニコッ、貴女にはお友達が必要です。友達を作って青春を謳歌すればいいんです。」
貴「げぇ…うぇ…最悪…死ぬ…死ねる…」
明智「大丈夫です。死にはしません。ニコッ」
ーーその後、私は私立中学に入れられた。
初日からニコニコ笑顔を振りまき、モーレツに疲れました。だって虐められたく無いもん！
ただ今、警視庁捜査一課で宿題をしています。
今日は正野さんと明智さんしかいません。
明智「どうでした？学校は？」
明智は彼女に紅茶を出しながら微笑んだ。
うわ…キラキラスマイル…
貴「反吐が出るって感じです☆」
正野「反吐って…汗。」
明智「なにかあったんですか？」
貴「これ！私、シューズの中に画鋲入れられたんだけど！あんなに愛想を振りまいたのに！返して欲しい私の笑顔を！」
明智は彼女の手から画鋲を奪うとクスリと意味深な笑みを浮かべた。
明智「しょうがない子ですね、優しいお兄ちゃんがなんとかしてあげましょうね。」
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セツナ(プロフ) - 私も高遠さん推しなのでこの主人公に共感してしまうw面白かったです！！！ (1月5日 17時) (
レス) id: 6cc1bafe7a (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - camellia様 同士よ、ありがとうございます！私も精進させていただきます。 (2018年10月1日 18時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
camellia - あーいやホント好きっす(口調崩壊)ホントもう……来るたんびに高評価押してます連打したいです()自分も高遠さんの夢小説書かせていただいてる端くれなので、精進します。これからも頑張ってください！ (2018年10月1日 18時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - くりきんとん様、ありがとうございます。更新頑張ります (2018年9月9日 17時) (レス) id: b5be8e0e12 (このIDを非表示/違反報告)
くりきんとん - 普通に面白いのに評価低い…高評価押させていただきました。。更新待ってまーす (2018年9月9日 16時) (レス) id: 062fe07ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりの | 作成日時：2018年7月8日 19時
