求婚そのさん ページ4
俺はその後まふまふの家を後にし、近くのデパートで彼女へのお土産を買って帰路に着いていた
マンションのエントランスを抜け、エレベーターで部屋に上がり鍵を開けると丁度リビングから顔を出した彼女がそこに居た
「そらるさん!おかえりなさいっ!」
「ただいま」
彼女にそう挨拶をし、手洗いうがいを済ませてからリビングに戻る
「今日はちょっと冷えるからポトフ作ってみたんですよ〜
そらるさん、晩御飯はまだですよね?」
そういい彼女は台所に戻っていく
「そうなんだ、ありがとう
今日はまふまふとずっとゲームしてたからまだ食べて無いよ」
俺は待っている間お土産を冷蔵庫に入れ、彼女が作ってくれたポトフが出来上がるまで待つことにした
「じゃあ今温めちゃいますね!
楽しかったですか?今日」
「楽しかったよ
次の企画の話も色々出来て」
彼女はこんな感じでふわっと聞いてくれる事がとても多かった
俺はそんな何気ない時間が実は好きだったりする
普段ははしゃぐと凄く元気な彼女が何かに集中している時だけはとても落ち着いた話し方をするのが見れて、ほんの少しだけときめいてしまう
「じゃあ今日はいい日になったんですね
さあ、できたから食べましょ〜」
そういい彼女は晩御飯を食卓に並べていく
「あ、お土産買ってきたから後で二人で開けようか」
「えぇ?!嬉しい!
やっぱりそらるさん大好きなんで結婚しましょう!」
「いやまだ中身すら見てないのに…」
俺が少し呆れている仕草をすると彼女は笑顔で答える
「そらるさんから貰える物ならなんだって嬉しいんですよ!
貴方への愛ならまふくんにだって負けませんから!」
少しドヤ顔で言ってくるうちの彼女に俺は疑問に思った事を口に出す
「いや比べる対象おかしくない…?
あいつあれでも男だよ…」
「そらるさんの事に関してなら男も女も関係ないですね
全員ライバルです」
そう言い切る彼女は今日もとてつもなく元気です
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2022年10月4日 19時) (レス) @page11 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまごきゅうり | 作成日時:2021年2月26日 0時