アズールを馬鹿にした幼馴染み (ページ4)

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3話ページ4

アズール～食堂にて

あの女…どうしてこの学園に…

ここは男子校のはずなのに…

僕を馬鹿にした女…A…

今に見てろよ。見返してやる。

今回の期末テストで僕の素晴らしさを彼女に見せつけてやるんだ。

もう、僕は生まれ変わったんだ。

あの時の、クズでノロマなタコ野郎じゃない。

フロイド「うっわ、アズールめっちゃ嫌な顔してる～…」

ジェイド「何か面白い事でもあったんですか？」

アズール「…ふふ、少しだけ…ですが」

ジェイド「アズール、入学式の時からよく、そのような感じですが、面白い人でもいましたか？」

アズール「ええ、面白い人が入学して来ましたよ」

フロイド「あ～もしかしてこの学園の唯一の女の子～？確かオクタヴィネル寮だっだよねー。
まだ俺話したことねーけど」

そうでした、この2人はAのことを知らないんでした。

ジェイド「ああ、確か名前は…Aさんでしたよね。あの子が気に入ったんですか？」

アズール「ええ、…まあそんなところですよ。
彼女は僕を馬鹿にした女……。見返してやろうと思ってたんですよ」

ジェイド「アズールを馬鹿にした？どういう事です？彼女とアズールはどのような関係で？」

フロイド「俺もその話聞きたぁぁ～い」

しょうがありませんね。

アズール「あまり思い出したくはないですが…いいでしょう。僕の幼馴染みである、A・グラスレッドについて話して差し上げます」