Sweet Melody~彼との甘い日常~【歌い手】

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なる「おーい、元気か？笑」

なる「俺さ、今度ライブするんだよ、横浜アリーナで。」

なる「XYZのみんなと、横アリでやるんだよ、Aも夢だったよな、こんな大きな会場で俺を見るの笑、絶対笑顔にさせてやるからさ、言ったじゃん？付き合うとき、何があってもAの前では泣かないって」

なる「⋯⋯見に来てよ。⋯⋯ねぇ。」

なる「もう1回さ、俺の前でなるちゃんって呼んでよ」




彼女の白い頬に、水滴が落ちる。


なる「あれっ⋯⋯笑、おかしいな、泣かないって言ったのにな⋯⋯笑、ダメだな、俺⋯⋯笑」


涙が、止まらない。
彼女が居なくなったという現実が、
俺を締め付ける。


なる「A⋯⋯、言ってなかったけど、今日が付き合って2年じゃん。⋯⋯だから、さ。」


俺はポケットから指輪を取り出す。
それを彼女の薬指にはめた。


なる「結婚、しよう⋯⋯、A、愛してる⋯⋯。ありがとう、ね⋯⋯」




それだけ言って、短いキスだけして、
キキョウの花を添えた。

その後も涙が止まらなかったけど、
みんなが背中をさすってくれたり、
話を聞いてくれて落ち着いた。

A、花好きだったよな。


キキョウの花言葉知ってる？



⋯⋯永遠の愛。

大好き。





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んー、なるせちゃんかっこいい。

あらなるめい当たりますように⋯⋯。

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