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ななもり side



『おっはよーん』

なな「おはよう。夏休みなのに、今日も学校?」

『⋯⋯うん!家でやると落ち着かなくて笑』





Aはふぅ〜、と伸びをして席に座る。
カバンからガサゴソと例の本を取り出して
ぼーっと眺める。

その姿でさえ愛おしくて
俺の身体は勝手に机を動かして、
Aの目の前に座った。





『?どしたのw』

なな「いや笑、いいよ、続きやってて。」

『ふ〜ん、⋯⋯そう笑』






でも、Aはちょっとやりにくそうにチラチラこっちを見る。



『⋯⋯ねぇ。』

なな「ん?」

『マジでこのままでいるの⋯⋯?』

なな「うん。だめ?」

『いや、いいんだけど、ちょっとやりにくいというか⋯⋯』

なな「ん〜?」

『知らないふりすんなよ⋯⋯()』





俺は、Aから本を取り上げて、
本当に、Aと向かい合わせる形にした。









A side



なーくんが目の前にいる。
それはそうなんだけど、見つめあって3秒。


なな「?」

『〜っ!』

なな「どしたの?」

『あんたこそどしたの⋯』

なな「⋯⋯好きだなぁって。」

『はぁ?私もなーくん好きだよ。』

なな「ううん、違うでしょ。」






なーくんの大きな手で、頬をふわりと包みこまれる。









なな「⋯⋯ちゃんと、"好き"だから。」

『⋯⋯!!』







整った顔と、揺れる藍色の瞳が
視線にぶつかる。
私の知ってるなーくんじゃなかった。

でも、これ以上彼を求めたら、
離れられなくなりそうな気がした。






『ッ...、ごめんっ⋯⋯、帰るね⋯!』

なな「⋯⋯うん。」









なな「⋯⋯ジェルくんの方が、いいのかな。」





私は、彼の言った言葉を知らない。

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かーぺっと(プロフ) - ルアさん» こんばんは、リクエストありがとうございます!Eveさんですね、了解です!もう少々お待ちください! (2020年1月31日 20時) (レス) id: cd8cc620fb (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - いつも楽しみに、見させていただいてます!ところでリクエスト何ですけどEveくんって出来ますかね? (2020年1月24日 23時) (レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
かーぺっと(プロフ) - お待たせ致しました、あらきさんのリクエスト、書かせていただきました...、お気に召したら幸いです、リクエストありがとうございました^^* (2020年1月24日 18時) (レス) id: cd8cc620fb (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - かーぺっとさん» あ!はい!!すみません…書き方間違えてました(汗) (2020年1月18日 7時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
かーぺっと(プロフ) - みなさん» コメントありがとうございます^^* リクエストありがとうございます!すとぷりさんと夢主ちゃんの逆ハーってことで大丈夫ですかね、、、?((( (2020年1月17日 23時) (レス) id: cd8cc620fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かーぺっと | 作成日時:2019年11月29日 20時

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