Sweet Melody~彼との甘い日常~【歌い手】

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A side




『うお〜、ころん、なーくん、おつ〜』

ころ「うぃ〜、疲れたｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」

『うるっせぇ、黙れやヤギ』

ころ「は？お前鹿にするぞ？」

『うざ』

ころ「お前がウザ。」

なな「ハイハイ、二人とも喧嘩しなーい！」

さと「ころんとAお似合いだもんなぁ〜？」

ころ「はぁ？いやさとみくんの方がお似合いでしょ〜」

さと「いやころんだろ」

ころ「さとみくん」

さと「ころん」

ころ「さとみくん」

『⋯⋯なにやってんのお前ら。』

なな「お年頃なんだよ。」

『なーくん、お母さんかな()』

なな「みんなのマミーだよ()」






さとみところんの張合いは置いといて、
あとは、莉犬とるーたろーと、ジェルか。

るーたろー？あぁ、るぅとのことね。
ゲームでるーたろーが負けて、
1週間るーたろーって呼ぶことにしたの、うん、
本人は気に入ってないみたいだけど()



莉犬「あれっ！？みんなもういたの！？」

ジェル「早いなぁ笑」

るぅと「遅れました⋯⋯笑」




のちのち、あとの3人も来て、
いつもの感じ、って言うのが戻った。

だいたい暇な時はこの7人で集まる。
特別な幼なじみって訳でもないし、
ただ、学校が同じなだけだったんだけど
なんか、いつの間にか和気あいあいとこうなっていた。

こうなるのが、運命だったのかもしれない。





ジェル「んで？みんな何してたん？？」

『私は宿題〜、読書感想文。』

莉犬「今回の課題図書なんなの？」

『これだよ、これ〜』

るぅと「あ、それって今年の本屋大賞になったやつですよね！」

『さっすがるーたろー、ガリ勉じゃん』

るぅと「もうっ！その呼び方やめてください！！」

『ゲームで負けたほうが悪い』

るぅと「んん〜⋯⋯」



なーくんが、本をとって、パラパラとめくる。


なな「なるほどね、6人の王子に姫が愛されると。」

るぅと「そうです！確か、愛と死、っていうタイトルでしたよね！」

莉犬「⋯⋯うん、まぁ、うん、それはいいんだけど、アイツらなんなの()」

なな「なんか、どっちがAとお似合いか〜みたいなので、二人で推しあってるんだよ」

ジェル「⋯⋯の割には目がガチやで()」

なな「ま、このお話のせいだろうね⋯⋯」




⋯⋯なんか、みんな、怖いよ()

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