Sweet Melody~彼との甘い日常~【歌い手】

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A side



あら「顔真っ赤wwwwww」

『真っ赤にならない方がおかしいですって⋯⋯』

あら「で、なんで？」

『そ、それは⋯⋯』





手を離さず、私が目を逸らしても
意地でも合わせてくる。

これは、もう認めるしか、ないか⋯⋯









『あ、らき、先生が⋯、好き⋯⋯⋯⋯です』

あら「知ってます笑」

『⋯⋯。』



ええええええええええええええええ！！？



あら「これも桃花先生から聞きました笑」

『⋯⋯あいつ⋯、ほんっと⋯⋯』

あら「⋯⋯まぁ、でも⋯、薄々気づいてましたけどね。オレと話すとき冷静保ってるように見えて、どことなくおかしかったですし笑」

『わかってたならなんで言わせたんですかぁ！』

あら「いやぁ、1度は本人の口から聞いてみたいものじゃないですかぁ笑」

『もう、ほんっと酷い〜⋯⋯』





ふう、とため息ついて、目を閉じる。

と、何か柔らかいものが唇にあたる。



『！！？な、な、し、ふ、！？(訳:何してるんですか！？)』

あら「えー？目閉じてたのでキスして欲しいのかと笑」

『は、はぁ！？』

あら「まぁまぁ、オレも好きでもない人にキスなんかしませんって笑」

『え、え、え、それ、って⋯⋯』





あらき先生はニコ、と笑って
私から手を離して立ちあがる。





あら「⋯⋯お弁当、めっちゃ美味しかったです。」

『⋯⋯あ、あ、あり⋯⋯がとう⋯』

あら「毎朝作ってくれる人がいたら、A先生もオレも倒れなくて済むのになー？」




ちら、と私を見る。
なんとも余裕ありきの大好きな笑顔で見られたらコレはもう⋯⋯




『⋯⋯つくりますよ、あらき先生のお弁当』

あら「ありがとうございます！よっしゃあ〜！」




喜ぶ先生はその時は本当に無邪気な笑顔で
本当のあらき先生の笑顔を見たかもしれない。









──────────────────


リクエストにより、あらきさんでした！

1枚上手の青森の最終兵器⋯⋯ﾄｩﾝｸ★

リクエスト、ありがとうございます！
お気に召されたら幸いです！(* ´ ꒳ ｀* )

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