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ソンファside
どうやらホンジュンは作曲についての勉強をするときに彼女とEDENから指導を受けたこともあるそうだ。それから彼女の年が俺らよりひとつ上とかいろんなことを聞いて。作曲家か...そんなに若いのに曲を作れるってすごいなと純粋に思った。それに作曲家の世界は男が多い。女の人が作曲家として活動するっていうのは珍しい気がする。
(天然、、か。今度話してみようかな。)
ふと、そう思った。
＿＿＿2018年
YS「ヒョン、そろそろ僕上がりますけど」
kqfellazとしてのダンスビデオの準備の真っ最中。
夜の自主練をヨサンとしていた。
SH「もう少しやるから、先に帰ってていいよ」
YS「大丈夫ですか？無理しないでくださいね」
眉毛を下げながら少し寂しそうにそう言い残して去っていったヨサン。
(可愛いな、本当の弟みたいだ)
ヨサンは出会ったときから妙に俺に懐いている。無口かと思いきや、話し出すと面白いことを言ったりするし魅力的なところも多い。
(あとは振りに合わせて表情作り、、頑張るか)
今は夜中の2時。さすがに朝までには完璧にしたいと思い、Cardi BのLickをまたかける。
(なんとかメンバーに迷惑をかけないように、自分に納得のいくように頑張らないと)
スニーカーの擦れる音が聞こえる中、ひとり黙々と練習を続ける。
.........
しばらく練習した後、飲み物を買いに行こうと事務所の一階にあるコンビニに向かう。中からの通路で繋がっているため、俺ら練習生は気軽に立ち入ることができるようになっている。だがしかし、中に通じている階段通路は薄暗く、この時間だと薄気味悪さがある。
(あの振り付けのときはこういう表情とかどうかな、)
なんてことを思いながら顔をキリッとさせて手振りをつけながら階段をリズミカルに下がっていった。
(ん、あれなんか下から足音が近づいてくる気g
「！？！うわあああっ！！！」
SH「！！！！！
っあ、危ない！！！」
びっくりしてよろめいて後ろに倒れそうになった前にいる人を手を引っ張って支える。少し傾いた体がまた垂直に保たれた。
SH「だ、大丈夫ですか...？」
「わ、す、すみません！まさかこんな時間にここを通ってコンビニ行く人がいるなんて思わなくて、」
SH「ところで、あなたって、」
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作者名：sonsotan | 作成日時：2020年2月12日 23時
