暗殺46 ページ6
「で、話とは何だ。朝露」
「・・・殺せんせーのことです」
「そういえば・・・最近、あいつを見ていないな」
「私が・・・殺しかけました」
「なに・・・！？それで、あいつは！！！」
「止めを・・・させませんでした」
私がそう言うと、烏間先生は息を飲んで
小さくため息をついた。
「なぜだ」
「先生は、私に幸せをくれました。思い出をくれました。そんな彼を私は殺せなかったんです」
「だか・・・あいつは」
「先生は、もう地球を壊す気はないと言っていました。なら、もう殺す必要ないですよね？」
「っ・・・」
「そこで、私に1つ提案があります」
私の目的は、これだ。
この提案を先生は必ず飲む。
いや、飲まなくてはいけない。
「烏間先生、殺せんせーを普通の人間に戻すまで今までどおりE組にいさせたいんです」
「普通の人間・・とは」
「だって、もとは人間ですよ」
「・・・」
「人工的に作られただけなんですから」
烏間先生は、少し黙り込みながらも電話で許可を取っているようだった。
「あ、烏間先生。あと、もし許可しない場合は私は死ぬと言ってください」
「なっ！？」
「私いなくなったら・・・困難な仕事はどうするのかな〜？」
「はぁ・・・わかった」
電話から聞こえる戸惑いの声。
もう少し、ポーカーフェイスでいろよ。
ま、いいけど・・・・。
「朝露」
「はい」
「許可が、おりた。ただし・・・」
「ただし？」
「お前を政府直属の暗殺者にすることが条件にでた」
「・・・・わかりました。その代わり先生の安全はお願いしますね？」
「あぁ、わかっている」
これで、全てはまるく終わったんだ・・・。
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うーぱーちゃん - アンチメッセってなんですか？この小説とても面白いです！！ (2017年12月13日 19時) (
レス) id: 62b3900fb6 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 感動です！続編たのみますあと高校頑張ってください (2016年4月13日 23時) (レス) id: d2567b7f82 (このIDを非表示/違反報告)
rena - 続編作って下さい！出来れば…ですが (2015年7月30日 21時) (レス) id: 2c4e2a199d (このIDを非表示/違反報告)
シノア(プロフ) - 続編希望します！！ (2015年7月27日 21時) (レス) id: 4ea6f9bec7 (このIDを非表示/違反報告)
梨香(プロフ) - すっごく感動しました！忙しいとは思いますが、続編が見たいです！ (2015年7月9日 0時) (レス) id: 50344f16d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔。 | 作成日時：2015年3月30日 14時
