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#7 ページ8
お互いの動きが止まって数秒間の沈黙が訪れる。
そして・・・
「び、びっくりしたー!!」
羽柴さんの大きな声が俺の耳元で響く。
「ありがとう赤羽くん!ほんともう、赤羽くんいなかったらどうなってたか・・・」
そんなことを言いながら、胸を撫で下ろす羽柴さん。そんな様子を見て俺はそっと手を離し、羽柴さんに向き合った。
「別に、大丈夫だよ。というか、どうしたの?俺になんか用でもあった?」
「あ〜えっとね!正直まだ家からここまでの道ちゃんと把握してなくて・・・それで私の家の近くの人誰かいないかなーって話をしてたら渚くんが赤羽くんの家近いよって教えてくれて!それで、えっとね・・・」
「一緒に帰るために走ってきたってこと?」
「うん!」
満面の笑みを浮かべたまま、「お願い」と言ってくる羽柴さん。
別に断る理由も無かった俺は、「いいよ」と言って羽柴さんについてくるように促し、再び歩き出した。
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作者名:しょーあ | 作成日時:2018年11月8日 19時