【完】貴方は私を見ていてくれたの…？

story…103　磯貝side ページ25

俺は朝、一人で登校していた


葵に会いたいなー


って、俺、変態かよ！


そんな事を一人突っ込んでいると


前に葵がいた


磯「あっ！葵…………」


俺は走ろうとしてやめた


なぜならカルマが葵に話しかけていたから


俺はそっと近づいて二人の会話を聞いた


？「おはよ、葵」


貴「………おはよ、赤羽君」


カ「やだなーカルマって呼んでよ」


貴「何で？私、君と別れてるんだからどんな呼び方でも良いでしょ？」


カ「俺は別れたの認めたつもりはないけど？」


貴「………………は？」


カ「それにさ、俺が浮気してた理由も葵を守るためだったんだけど？」


マジカヨ！！？？

　
カルマは奥田さんと浮気してた理由を


すべて葵に話していた


俺は出て行くこともできず黙って聞いていた


全て話し終わるとカルマは葵の方を向いて


カ「別れたって事でもいい…でも、俺がまた葵を惚れさせてみせるから覚悟してね？」


そう言って歩いて行った


葵はその場に突っ立っていた


しかし、溜息をつくと


貴「いい加減出てきなよ磯貝君」


と言われた


ビクッ


気づいてたのかよ……………


俺は諦めて出て行くことにした

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