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ご主人様2（03） ページ4
知らないふりして席につく
出席番号順だから、カルマと前後。
少し安心
「カルマくん！おはよう〜」
業「おはよう〜」
「分からないところがあるの。教えて？」
業「どこが分からないの？」
「ちょっとこっち来てー」
カルマは席を立ってその子の所へ
カルマのことが好きな女の子の1人で、彼女としてふさわしい有力候補
高校生活始まって2週間
全員の名前はまだ分からない
けど、この学年で私の名前を知らない人はいない
なんせ、日本一の財閥だ
何かいい事を成し遂げたら、みんなよりついてくるし、悪い事をしたら、退く。
今回の事は、典型的な例だ
業「お待たせ」
A「どんな問題だった？」
業「因数分解のすごく簡単なやつ笑」
A「へぇー」
業「、蒼井さんも簡単だって思うやつ笑」
A「そっか笑」
カルマは、そんな私を気遣ってくれる
カルマとこんなたわいのない話ができるのは、私だけ
だって、私たちは主従関係にあるから
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作者名：輝香 | 作成日時：2018年4月21日 17時
