ソウルジェム...どれほどこれを憎んだことか ページ34
「.....ほんと、濁ってたなんて...」
...これは魔女を狩るしかないか...
魔女の気配を追っていくと、
「...見つけた、ここね。」
変身して、
結界の中に入ろうとした瞬間
ヒソ「おや、随分と可愛らしい格好じゃないか♥」
「！？」
突然話しかけられて、
だがまあ、結界に中途半端に入った私を
使い魔が結界の中に引きずり込む。
「しまっ、」
ヒソ「！？」
ヒソカが咄嗟に手を伸ばすのが分かったが、
その手も使い魔によって引きずり込まれてしまった。
気を失う直前に思う。
嗚呼、詰んだ.......
・
・
・
『ぇ、.....ねぇ、.....』
...誰、.....
ヒソ「ねえ、起きないと食べちゃうよ♠」
「！？」
ーーｶﾞﾊﾞｯ
勢いよく起き上がると、瞬時に自分の置かれている
立場を理解した。
理解したくなかったが...。
ヒソ「ねえ、ここどこなんだい？僕らは飛行船に
乗っていたはずだよねぇ？見渡す限り
窓なんてないし、ここが念能力の空間としか思えない♦」
最悪、ああほんっと...最悪
「...念能力が何のことかは知りませんが、
確かにここは普通の場所じゃないです。
ここは魔女のという魔物の結界の中です。」
ヒソ「？」
とりあえず形はどうあれ巻き込んでしまったのは
事実なので、魔法少女の事は話した。
「...とりあえず魔女の気配を感じて、
ソウルジェムも濁ってきたのでこれは
狩るしかないな、と思っていたら
貴方がきたということです。」
続き→←理屈じゃない、か。感情がコントロールできればそれはもう人間じゃないものね。
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作者名：イルカさん | 作成日時：2017年10月21日 16時
