同じ匂い...私も感じた私と同じ匂い ページ24
それは突然起きた。
ヒソカのトランプが周りを走っていた受験者に
投げられた。
「っ！」
ーーﾊﾞｼｯ
私はマフラーが勝手に動いたお陰で助かった。
クラピカは木刀で弾いていて、
レオリオは腕にささっていた。
レオ「うお！？」
「れ、レオリオ、大丈夫！？」
クラ「何をする！！」
ヒソ「試験官ごっこ♥
二次試験までは大人しくしていようと思っていたんだけどねぇ.....つまらなくって...♦
だから試験官の仕事を手伝ってあげようと思って♣」
？「判定？この間抜けが！！
この霧だぞ！？見失ったら最後、
先頭行ってる集団に追いつくなんて不可能だ！
つまり、お前も俺たちと同じ、不合格者なんだ...」
ーーｻﾞｼｭｯ
ヒソカは彼が言い終わる前に喉元を切り裂いた。
しかも、トランプで。
「！」
こいつ、人を殺すのに躊躇いがない...
ヒソ「失礼な、君と同じにするなよ...★」
ーーﾄﾞｻｯ
「...！」
一つ一つの動作に無駄がない...
こいつかなり...
ヒソ「冥土の土産に教えてあげる。
奇術師に不可能はないの♥」
クラ「...A、前に出すぎだ。
下がれ。」
ーーｸﾞｲｯ
「ぁ、」
無意識に前に行っていたらしい。
「.......どうしよう...。」
私は別にここで死んでもいい、でも。
あいつを野放しにしておいたら時期にみんな殺されてしまうわ...！
クラ「...大丈夫だ、君一人くらいなら逃がしてやれる。」
...そうじゃない、私は...
「...クラピカ、私は...大丈夫。
とりあえず今はみんな逃げないと...」
？「笑わせるな！！貴様にハンターになる資格はねえ！！！二度と試験が受けられないようにしてやるぜ！！」
...止めても無駄か.....
ヒソカは不気味に笑い、トランプを構えて
こう言った。
・
・
ヒソ「そうだなぁ...君たち全員
これ１枚で充分かなぁ...♦」
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作者名：イルカさん | 作成日時：2017年10月21日 16時
