23話 ページ25
爆「…」
「…」
…き、きまずい…
上鳴「ほら言わんこっちゃない！
Aちゃーん！！俺たちと座ったほうがよかったよなーー！」
爆「ふざけんな！！！！！んなわけねーだろうが！！！！！！」
ーーＢＯＯＯＯＯＯＯＭＭ！！！！！！
どうしてこうなったかというと。
・
救助訓練のバスに乗る時のことでした。
「私はどこでもいいよ？」
芦戸「じゃあ私の隣ね！Aと全然しゃべってないから話したいこといっぱいあるんさ！」
「ほんと？うれしいな。じゃあ一緒に座ろっか、三奈。」
上鳴「まってまって！俺も話したーい！
実は話してみたいなって思ってたんだよね〜！
俺、上鳴電気！よろしくAちゃんっ♪」
「え、ほんとに？うれしいなぁ…よろしくね上鳴君。」
友達が…えへへ、うれしい…
上鳴「そういえばAちゃん、緑谷と爆豪と同中ってほんと？」
ばっと、出久がこっちを向いた気がした。
…今はなんとなく、目を合わせられない。
「…うん、そうだよ。
二人とも私の大切な幼馴染…あ」
ーーヵァァァ
つ、つい口走ってしまった恥ずかしい…死にたい…///
上鳴「えーーー！！超かわいい！！！！大切なんだ！！！ｗだってよ！
緑谷！爆豪！」
緑谷「っつ〜〜〜…////」
爆豪「あ？」
や、やめてくれ…みないで…
芦戸「かっわいいなあもう！！幼馴染で高校も一緒で同じクラスなんてすごいね！！」
ーーズカズカ
…ん？ずかずか？
ーーぐいっ
「！」
いきなりかっちゃんに腕をつかまれ
爆豪「じゃあ…このバスは大切な幼馴染の、俺と乗るよなあ？」
少し驚いた。
かっちゃんはこんなこともするのか、と。
しかしながら、ニヤッっとした相変わらず悪そうな顔をみて、どこか安心してしまって、
「…コスチューム、似合ってんじゃん。」
と、一言。
すると
爆豪「はっ、間抜けな面してんじゃねーぞ。」
吐き捨てられ、バスの中へ連れていかれた。
全員(え、あいつらつきあってんの！？)
という
誤解を生んだのは言うまでもない。
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作者名：イルカさん | 作成日時：2018年7月17日 19時
