コナンの世界に転生したようです

FILE.8 ミッション開始 1 ページ9

赤井さんの電話を受けてから数日は知り合いに道具を頼んだり用意を重ねていた。
そして、今日の計画の手伝いを頼んだ男から連絡が来た。


男「もしもし、刹那さん。あの人が出かけるようです」


『そうですか、では此方も動きます。他の人にも連絡をお願いします』



男「はい、伝えておきます。お気をつけて」


そう言って電話を切ると側に停めてあったバイク、ハヤブサに乗った


『取引の場所は港だな、先回りして彼女に接触しよう』





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港



トランクを持った女性がタクシーを降りたのみてすぐに声をかける



『どうも、はじめまして』



？「！？誰、貴女！組織の人なの！？」



『いいえ、違います。今日はとある人に頼まれて貴女を助けに来たんです』



？「私を助けに？」



此方を警戒する明美さんに小さく苦笑して被っていたフードをとる
確かに、顔も見せないような人に警戒心は解かないだろう
明美さんが見惚れたように少し頬を赤らめたのを見て無駄に綺麗な顔だもんなと思いつつ話を切り出す



『はじめましてナイトメアです。私は赤井さんの・・・いえ、諸星大さんの頼みで明美さん貴女を保護しに来ました』



明美「大ちゃんの！大ちゃんは今何処に？」



『あの人は此方に向かっている途中です』



明美「そっか、助けに来てくれるだなんて思ってなかったけど、そうだねいとこだもんね。助けに来てくれるのかな？普通」


『(あれ？やっぱり赤井さんが言ってた様に明美さんとの間にはなにもなかったのかな・・・なんか凄く普通の反応だな。原作だともっとラブラブ？って言うか思いあっていたような気がしたけど・・・)』


疑問を抱きつつも明美さんの返答を待つ



明美「あのね、ナイトメアさん？」



『ナイトメアで構いませんよ』



明美「じゃあ、ナイトメア。助けなんて要らないから貴女も早く逃げた方がいいわ」

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