FILE.7 電話のお相手は? ページ8
だが、刹那がドアに手を伸ばしたその時
『電話?こんな時に、誰から・・・・!』
少し、イラつきながらも仕事用とプライベート用に分けられている携帯のうちプライベート用の方に電話がかかってきたので画面を確認すると刹那は動きを止め手に持っていた鍵をポケットにしまい靴を脱いだ
『もしもし?まさか、このタイミングで電話がかかってくるなんて思わなかったですよ。流石ですね』
?「そう言われる事は、なにもしてないがどうやら俺が頼もうとしたことがわかっているみたいだな」
『えぇ、ちょうどその人に接触するつもりだったんですが・・・貴方に頼まれたと言えば彼女も此方の話を聞き入れていれるでしょうからやり易くなりました』
?「相変わらず話が早くて助かるよ、刹那」
『任せておいてください、赤井さん。貴方の恋人は必ず私が助けますよ』
赤井「!?い、いや・・・恋人ではなく協力者だ。いとこだから協力してもらっただけで、他意はない!」
『え?でも、』
と困惑した様子で返す刹那に赤井は真剣な声で訴えた
赤井「本当に違うんだ。信じてくれ」
『は、はぁ・・・分かりました、取り敢えずその事は置いておいて明美さんは必ず助けます』
赤井「頼んだぞ、刹那。俺も近いうちにそちらに向かう(本当に恋人ではないんだが、誤解は早いうちに解かなければ)」
『ええ、それでは』
通話の切れた携帯を見て首をかしげた刹那はポツリと呟いた
『おかしいな、確か赤井さんと明美さんは付き合っていたって本に書いてあったんだけど・・・殆どうろ覚えだからなぁ、記憶違いだったのかな?』
実は、昔FBIになったばかりの時に刹那に助けられてから赤井は刹那に片想いをしているが刹那を前にするといつもの調子になれず上手く話せないため刹那に気づかれていないのだった
※いつか、番外編を作ります!
刹那はまぁいいか、と考えるのをやめ明美さんを助ける作戦を練り直すのだった
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紫貴(プロフ) - 楽しく読ませていただいてます。実はFile3の阿笠博士のセリフの文字が君ではなく黄みになってました。 (2018年10月1日 4時) (レス) id: fc2783e21e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うたた寝する聖女 | 作成日時:2018年4月22日 19時