コナンの世界に転生したようです (ページ16)

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FILE.15 ダイイング・メッセージ 3 ページ16

『コナンどう思う？これで、解決だとおもうか？』

コナン「まだ、引っ掛かるんだ。この事件まだ何か裏に・・」

『やはり、そうか。コナンもう一度防犯カメラの映像を見てみないか？』

そう言ってコナンを連れ警備室に向かうと中で何人かの刑事が、さっきの映像を見ながら話していた

刑事1「うわ」

刑事2「すげーー！すげーー！」

刑事3「スプラッタ映画並みだぜこりゃ」

『すいません、刑事さん。さっきの映像をもう一度見せて頂きたいのですが』

コナンと部屋に入り声をかけると騒いでいたのを見られた為か、少し気まずそうにしながら

刑事3「警部の許可が無いのに勝手に見せるわけには・・」

『そこを何とか』

刑事2「ダ、ダメです」

コナン「じゃあ、いいよ。そのビデオ見ておまわりさん達が騒いでたのを、警部に言っちゃうから」

刑事4「ま、待てボウズ」

コナンの脅しが効いたらしく渋々映像を見せてくれることになった

刑事1「じゃあ、1回だけだぞ」

コナン「うん」

『ありがとうございます』

映像をコナンと見直していると引っ掛かるところがあったので、反射的に言った

コナン「『今のところもう一度！』」

刑事1「え？」

二人に叫ばれて驚きながらももう一度映像を再生する刑事

コナン視点

なんだ！？
なんだ、この表情は！？

それに、書き終えた後なぜペンを投げ捨てたんだ！？
音がすれば犯人に気付かれてしまうかも知れないのに

ま、まてよ
現場でボールペンを見つけたとき、確か・・・
ペン先は引っ込んでいた！！

おかしい、これから殺されるかも知れないという人間が、わざわざペン先を元に戻すのは不自然だ

もしかしたら！？

コナン視点終わり

コナン「姉さん！気になることが！！」

『奇遇だね、私も気になる事ができたよ』

二人でもと来た道を急ぎ足で駆け抜ける
地獄の間に駆け込むと蘭が不思議そうな顔でこっちを見た

蘭「どこ行ってたのよ、コナン君と刹那さん？」

『少しね』

目暮「じゃあ、ダイイング・メッセージとボールペン、頼みましたぞ」

コナン「あーー！」

鑑識「え？」

コナンが鑑識の気を引き手からダイイング・メッセージが書かれた紙を奪った
コナンの後ろから紙を見て疑問が確信に変わった
すると、刑事二人が窪田さんのロッカーに入っていたという甲冑を持ってやって来た

目暮「やはり、犯人は窪田さん。あなたのようですな」

窪田「そんな」

コナン「(犯人はその人じゃない！ダイイング・メッセージとビデオを使った巧妙なトリックを仕組んだ人物。そいつが真犯人だ！！)」