すとぷり 6人の幼馴染み

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莉犬side



ころちゃん達まだかな〜



教室で体操着に早く着替え終わった俺はグラウンドで2人が来るのを待っていた。



Aちゃんはそろそろ終わったかな？



彼女は委員会の仕事でテントの方に行ってからまだ会ってはない



今日は皆より沢山良い所を見せるぞー！



心の中で燃えていると後ろから声が聞こえた



振り向くとAちゃんが僕の方に向かって走って来ている



「お待たせ！ね、この髪型どうかな？似合ってる？」



三つ編みを両手で持って俺に聞いた。



「可愛いよ！」



と、言ったけど恥ずかしくて照れ笑い



頬も少し赤いんだろうな



「莉犬くん、頬赤いけど熱でもあるの？」



そう言ってAちゃんは顔を近付けた



ち、近い...！



俺の心臓はうるさく音を立てている



な、何とか誤魔化さないと...！



「あ、いや！？暑いから赤いのかも！」



ドキドキと焦りで余計に頬を赤くする



「そっか。なら、水分補給を忘れずにね！」



「ぁ、う、うん！」



最後は変な感じに返事をしてしまった。



び、びっくりした...



どうなるかと思ったけど上手く誤魔化せて良かった〜



小さく安心の溜息を零す



Aちゃんは俺にとってある意味心臓に毒だよ...

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