172.渚side ページ20
「勉強なんて今さらしても、意味ないでしょ？」
ビッチ姉さんの言葉が、ザクザクと胸に刺さる。
「あ、そうだ！じゃこうしましょ？
私が暗殺に成功したら、一人500万円分けてあげる。
無駄な勉強するよりずっと有益でしょう？」
みんなの殺意を感じる。
今すぐにでも殴りかかりに行きそうな、そんな殺意。
でも、みんなが動けなかったのは。
僕らの後ろに、異常な殺意を感じたから。
「ひっ…」
ビッチ姉さんの短い悲鳴が聞こえた。
気づけば、Aがビッチ姉さんの
目の前まで移動していた。
いつ移動したのか。
そんなの、わかるわけない。
だって、見えなかったんだから。
Aはビッチ姉さんを黒板に押し付けて、
顔を思い切り近付けた。
「……！」
『…ビッチせんせーさ、ふざけてんの？
Ｅ組の事馬鹿にして、ただで済むと思ってんの？
度を過ぎるなって…、言ったよね？
クビにしてあげようか？
殺し屋として、生きていけなくしてあげようか？
それとも...＿してあげようか？』
Aがそう言って取り出したのは。
「「！？」」
蒼く光る、透き通ったナイフだった。
それは、僕らが使う、ゴム製のナイフとは
明らかに違う、本物のナイフ。
番外編「Happy Birthday〜学秀編〜」→←171.
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神川 夏海(プロフ) - 夕里さん» その通りですね笑一応書き終わったあとに、あ、やべ、やりすぎたとは思ってしまいました笑これからもよろしくお願いします！ (2018年9月11日 19時) (
レス) id: 837b17a6fd (このIDを非表示/違反報告)
夕里 - 厄介事の原因→ビッチ先生、だよね。 (2018年5月27日 22時) (レス) id: b343e3b943 (このIDを非表示/違反報告)
神川夏海(プロフ) - 匿名さん» コメントありがとうございます！夢主のでしょうか？そう思って頂けるように書いたので、良かったです！ (2017年3月26日 21時) (レス) id: 119dbf3f52 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 扱いが酷い 可哀想 (2017年1月17日 16時) (レス) id: 5cc42303b1 (このIDを非表示/違反報告)
神川夏海(プロフ) - 黒猫さん» そんなにですか！？ い、いや...でも、そんなことないんじゃ...(( (2016年8月3日 22時) (レス) id: 418aff9445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神川夏海 | 作成日時：2016年4月17日 22時
