学秀くんの許嫁がE組にやって来ました Part14 (ページ44)

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「一本減っても影響は出ます。

ご覧なさい、分身の質を維持できず、

子供の分身が混ざってしまった…」

相変わらずよくわからないベンチで休憩係の

殺せんせーが、ぽんっと小さくなる。

『ちょっと可愛い…』

「分身ってそういう減り方するもの…？」

更に一本減らすと…、ともう一つ触手を破壊する。

小さい殺せんせーが増えてやいやいと遊びだした。

『ちび殺増えた』

「子供の分身が更に増え、親分身が家計の

やりくりに苦しんでいます！！」

「なんか切ない話になってきた…」

さらにもう一本殺せんせーが触手を破壊する。

今度はどっちかが蒸発したりしそうだな…。

「今度は父親分身が蒸発し、

母親分身は女手1つで子供たちを

養わなくてはなりません…！」

映像の中では繁華街へ華やかな格好を

して仕事へ行く母親分身…。

「重いよ！！！」

「触手一本喪失につきせんせーが

失う運動能力は約10%…。

そこで本題です。

今回は総合点の他にも、教科ごとに

1位を取った者に触手を一本、

破壊する権利を進呈します」

E組のみんながざわつく。

まじか…、それって、

いつもみたいにあたしが全教科100点取れば

5本…！？つまり50%の運動能力の喪失！

「…これが暗殺教室の期末テストです」