検索窓
今日:13 hit、昨日:14 hit、合計:25,721 hit

609. ページ36

そろそろいい時間だろうか、と

バスルームまで行き扉を開ける。

「うわっ、びびった…」

見ると洗面台の前に、ワイシャツを

羽織り髪を乾かしているカルマがいた。

「ノックぐらいしてよ…、恥ずかしいとかないの?」

『ごめん…、もう終わってるかと思って』

まぁいいんだけどさ、とカルマはワイシャツの前を閉める。

「何しに来たの?」

『あたしもシャワー浴びようと思って』

そ、とカルマはドライヤーを棚に戻しこちらへ向き直った。

『カルマはあたしの部屋で待ってて。

階段登って左から二番目の部屋だから』

「りょーかい」

そう言ってカルマはバスルームを出て行った。

じゃああたしもさっさと浴びるか…。

そう思って服を脱ぎ、カゴの中に放り込む。

身体をさっと流し、湯船に浸かると

ふう、と自然にため息が出た。

…なんか今日は殺せんせー危なかったみたいだなぁ。

寝てたからほとんどわからないけど。

またイトナくんとシロが来たみたいだ。

シロ…、柳沢。

柳沢か…、懐かしいな。

いい思い出は無いけれど。

このままあいつに好き放題干渉されるのは困る。

何か手を打たないとだめかな…。

と言っても何をすればいいか、

皆目検討がつかないんだけど。

610.学秀side→←608.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1096人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 浅野学秀   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神川夏海 | 作成日時:2021年2月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。