検索窓
今日:16 hit、昨日:14 hit、合計:25,724 hit

603. ページ30

イトナくんはじっとカルマを睨むと、

踵を返してシロのあとを追っていった。

はぁ…、と杉野がため息をつく。

「なんとか追っ払えたな…」

「良かったね殺せんせー。

私達のお陰で命拾いして」

触手だけでなく顔までパンパンにした

殺せんせーが、ヌルフフフと笑う。

「もちろん感謝してます。

まだまだ奥の手はありましたがねぇ…」

目の前にいた寺坂の後ろに、寿美鈴が静かにたった。

…お?

「そーいや寺坂くん、

さっき私のことさんざん言ってたね。

ヘビィだとか太ましいとか」

「あ、いや、あれは状況を客観的に分析してだな…」

「言い訳無用!!

動けるデブの恐ろしさ見せてあげるわよ!!」

ズリズリと寺坂が後退りし、とうとう

あたしたちのいる岩までやって来た。

『女子にそんなこと言ったんだ寺坂。さいてーw』

「あーあ、ホント無神経だよな寺坂は。

そんなんだから人の手の平で転がされんだよ」

「うるせーおまえら!!

てめーら二人とも、高い所から見てんじゃねぇ!」

そう言って寺坂はカルマの胸ぐらをつかみ、

水の中に叩き落とした。

『ぁぁあカルマぁぁあwww』

「はぁ!?何すんだよ上司に向かって!!」

「誰か上司だ!!

触手を生身で受けさせるイカれた上司がどこにいる!」

604.→←602.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1096人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 浅野学秀   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:神川夏海 | 作成日時:2021年2月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。