【番外編】わんこのおかげ？ ページ19
「あ、あの…すいません。怪我、ないですか」
飼い主の彼は私に近づき、手を差し出す。
それに甘えて手を重ねようとしたが、自分の手が土で汚れてるのに気付き、慌てて引っ込めた
貴「私の手、土で汚れちゃってるんで、触らない方がいいですよ」
転んだの、私だし。精一杯の笑顔で言う。
「……っだめ！」
なのに、彼は私の手をぎゅっと握って立ち上がらせた
それどころか、一向に手を離す様子がない
？マークを頭上に出してる私に、彼は
「僕のせいで、土だらけになったから、手を繋いだら僕も汚れますし！
……おあいこ、とか嫌？」
うる、と目を潤わす彼に何故か罪悪感を覚えてしまった。
貴「全然！むしろ貴方の手、冷たいから気持ちくて好きだし！」
……ん？好き？
うわぁぁぁぁ！！！何て変態な事言ったんだよ
私！
貴「さ、さっきのなしです！」
「えー僕嬉しかったんだけど」
貴「へ、」
「君と手握るの結構好き！！！」
ニカ、と可愛く笑う彼の爆弾発言に動揺を隠しきれず、ボワッと顔が赤くなる。
………そこら辺の女子だったらすぐ落ちるな。
「じゃあ、僕そろそろ行くね？」
ポッキー！と通る声で、
遠くの砂場で遊んでいたポッキーを呼んだ。
……手、まだ繋がれたままなんだけど。
ほどけるように手を緩めると、強く手を引っ張られ、彼の肩に私の頭があたる。
近すぎる距離に戸惑う私の耳元で
彼は囁いた。
「___________」
囁いた後、ゆっくりと
手をほどき、「バイバーイ！」と元気に別れの挨拶をして彼は去っていった。
貴「…言われなくても来るつもりです」
"明日、この時間に待ってる"
とっくに貴方に夢中、だなんて
音刄さん、リクエストありがとうございます。
不満などあればドンドン言ってくださいね！
私の中でポッキーさんの印象は、犬ですね。
実況はみたことあるんですけど、ツイートで
いぬの写真をみたとき、心奪われましたね。
リクエストありがとうございました！
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音刄 - リクエスト何ですが、番外編で実況者さんの、ポッキーさん、をだしてください!! (2016年8月7日 20時) (
レス) id: 82e6724d4e (このIDを非表示/違反報告)
アキ - 更新まってます！！！ (2016年7月25日 20時) (レス) id: 4352fad482 (このIDを非表示/違反報告)
うまま棒 - この小説面白いです!!更新頑張ってください!! (2016年7月17日 14時) (レス) id: dec5c7a453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりん x他1人 | 作者ホームページ：作っておらぬ(￣^￣)
作成日時：2016年4月18日 0時
