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blood 6 ページ6

〜 A side 〜







ダンッ








机を叩かれた。びっくりした……。







「ねぇ、きみさ朝の子だよね?」







そこにいたのは、赤い髪の毛。
朝、ぶつかったひと。







バッ…







腕を掴まれる。







『え、なに?ちょっ……!』







「ちょっときて。」








引っ張られるままついていく。
この学校になれてない私でも人気のない方にいってるのは分かる。









『ちょっと!はなしてよ!』








振り払おうとしても振り払えない。
朝とはなにか違う……









バタン!ガチャ。








どこかの部屋についた。
なんとなくだけどホコリっぽいから旧校舎かな?









『ねぇ、そろそろ離して。』









「おれさぁもうがまんできない……ん、だよね」









彼は下を向いていて表情がわからない。
苦しいのかな?覗き込もうとした。






ダンッ





掴まれていた手は壁に抑えられた。
そのまま近づいてくる。







これって、もしかして…やばい?







『やっ…ねぇ!なにかしたなら謝るから!朝のこと?ねぇ!ごめんってば!………んぅ!?』









え…なに、これって……………………き、す?









『んっ…………ふっ………はぁっ』






チュ…チュ、チュ






角度を変えて何回もされる。
舌も入ってきて、息、もたない………。





『……んっ………んん……』






このひと……キス…うまい………。
溶けちゃいそう……。






口を離される。
二人の唇から銀の糸が伸びる…。









「ちょっとしずかにしててくれない?」






ビクッ


さっきより声のトーンが低くてドキドキする…。







「あまいかおり……もう…むりだよ……」







髪を梳かれる。認めたくないけど気持ちいい。
肩に頭を置く彼…息が当たってくすぐったい









ペロッ









『ふぁ!?』







な、首舐めた!?変な声がでちゃった。







「かわいいねぇ…………キミ……。」








『…ちょっ……なにしてるの!?』









プスッ









『っあ………、んっ……なに、?…い、痛いよ』







か、かまれてる。
ドクドクと血が飲まれるのを感じる。







「チュ………んー……ふっ…もう少しだ…け」








『や、めっ…………はぁ………』







反対側の首を手で包まれてうごかせない…。
も、もうだめっかも…。









私は意識を失った。

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設定タグ:赤羽業 , 暗殺教室 , 吸血鬼   
作品ジャンル:恋愛
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ろん(プロフ) - みるくてぃさん» ありがとうございます( ´:ω:` )がんばります!! (2017年3月24日 23時) (レス) id: 146c8095ad (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ - いい所で今日はおわって気になります!面白いです!!明日も楽しみにしてますね(´˘`*) (2017年3月24日 23時) (レス) id: b75d67e37b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろん | 作成日時:2017年3月24日 18時

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