検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:1,029 hit

blood 5 ページ5

〜 A side 〜





学秀「おい………A…おきろ。」








頭を優しくたたかれる。
大きな手。




『んっ…ん〜』




学秀「ホームルーム終わったぞ。」







周りを見るとつぎつぎにみんな席を立ってる。
すると、急に目の前に女の子が現れる。





「ねぇ、一ノ瀬さん。あたし佐々木美優!美優でいいよ〜。よろしくね!」







手を差し出す可愛いショートヘアの女の子。
いかにも今風だな。でも…………








『ごめん、私、誰とも仲良くするつもりないから。』









ほんとのこと。友達なんてきっといつか裏切る。
私にともだちはいらない。







美優「はぁ?なに、感じ悪。」






やっぱりね………。すぐこれだ。
佐々木さんはそっぽを向いて友達の方へいった。









学秀「どうしてなんだ」






『……なにが』






学秀「今の。誰とも仲良くするつもりないって」









『そのまんまだよ。友達なんて面倒なだけ。』







学秀「ぼくは?友達じゃないのか?」









『ううん。ただの知り合い』









学秀「そうか……」









なんで悲しそうな顔するんだろう。
友達になるってそんなに大事なのかな。









『でも、わからないこと多いから、その時は学秀にきくね。』









学秀「………わかった。」









聞くくらいまぁ、いいよね…。









____________


〜 業 side 〜




ほんとまっずい。
けど、しょうがないか。のどは潤った。





口に付いた血を拭く。








後輩たちの傷を隠してから旧校舎をでる。
すぐ気を失ってたから記憶もないはず。






「業、またサボりか〜?」







業「木場せんせー。旧校舎片付けておいてよ」








木場「え〜!?おれが!?」







業「片付けないと〜木場せんせーが生徒に手、だしてることいっちゃうよー?」








木場のやつの弱みは持ってるからいじめやすいんだよね〜。
手を振って教室に向かった。








木場「はぁ…困った生徒だ。」






____


煮オレを買って、教室に戻る。
もう3限か…。今日は午前で終わりだしもっとサボればよかった。





教室の前がいつもより騒がしい。






業「ねぇ〜キミ達、なにしてんのー?」





「転校生だって、甘い匂いの」







甘い匂い?…………!?
急いで教室に入る。





窓側に座るあの子。
また、みーっけ。

blood 6→←blood 4


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:赤羽業 , 暗殺教室 , 吸血鬼   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ろん(プロフ) - みるくてぃさん» ありがとうございます( ´:ω:` )がんばります!! (2017年3月24日 23時) (レス) id: 146c8095ad (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ - いい所で今日はおわって気になります!面白いです!!明日も楽しみにしてますね(´˘`*) (2017年3月24日 23時) (レス) id: b75d67e37b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ろん | 作成日時:2017年3月24日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。