七本目 刺身包丁って言う狂気。霧野視点 ページ9
狩屋の初部活の翌日。
俺はイライラが止まらなかった。
狩屋…一体企んでるんだ…
良く分からない。
目的が。
それで今、放課後に至る訳なのだが…
狩屋に呼び出された。
…何だか嫌な予感しかしない。
…まさかとは思うが、念のため、カッターを一本持ってきた。
学ランのポケットに忍ばせてある。
屋上に呼ばれて…突き落とされたり…
そんな被害妄想してる内に、狩屋が入って来た。
狩屋は何故か右腕を隠していた。
狩屋「ごめんなさい。こーんな所に呼び出してしまって…」
霧野「…………用事は何だ。」
狩屋を睨み付ける。
…何が目的だ…？
狩屋「…A先輩に近付くな…」
霧野「…は？」
何を言っているんだ…？
俺の「好きな人」に近付くな…？
狩屋「…近付くな。」
霧野「…狩屋？」
様子がおかしい。
狩屋「近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くな近付くなチカヅクナちかづくな近付くなぁっ！」
霧野「狩屋！？」
狩屋はポケットからカッターを出す。
う…ぅ…このままじゃ…殺される……！
俺もポケットからカッターを出す。
カチカチと刃が出る。
狩屋との距離は近い。
刃を最大限に引き出した。
狩屋「ふふっ。霧野先輩。良いこと教えてあげましょうか？」
不敵な…笑みを浮かべ、狩屋はカッターの刃を軽く出す。
狩屋「カッターは、刃が最大限に出ていると、威力が劣るんですよ！」
狩屋はそう言って、俺の頬を軽くつっ切った。
霧野「！？」
狩屋はカッターの扱いに優れている。
ふと、狩屋の動きが止まる。
狩屋「さっき言ったのはホントの事です。俺が「身を持って」確かめましたから♪」
そう言って狩屋は、隠していた右手の…赤い包帯をスルスルとほどく。
そこには
無数の傷痕があった。
＿＿＿＿＿＿
「如月(きさらぎ)」を「かづき」って読んでたわ(ry
八本目 万能包丁って言う狂気。霧野視点→←六本目 五寸釘って言う狂気。
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狩屋リイ☆(プロフ) - 美璃亜さん» コメントありがとうございます！！ヤンデレ可愛いですよね！狩屋くんも！これからも宜しくお願いします！ (2012年8月29日 16時) (
レス) id: 88437df311 (このIDを非表示/違反報告)
狩屋リイ☆(プロフ) - 紅さん» 怖いですか！嬉しいです← これからも宜しくお願いしますなう！← (2012年8月29日 16時) (レス) id: 88437df311 (このIDを非表示/違反報告)
美璃亜(プロフ) - プロローグからむっちゃドキドキしました!!ヤンデレlove!!狩屋love＼(^o^)／ (2012年8月29日 13時) (携帯から) (レス) id: c85ff8b38c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狩屋リイ＠優一さぁんっ♪(猫かぶりなう！) | 作成日時：2012年8月25日 0時
