才能 【ヒカル】

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対決するテーマをひとつ決めて、それに沿って4人が奮闘するという至って簡単なバトル。
賞金レースとは関係ないけど、1位になった人にはお小遣い程度に5万円の支給がなされる。



もし4人ともキュンとしなければ、ボス枠でまえっさん。
まえっさんでも無理ならラスボスの捧さんが参戦ということになった。
捧さんまでいくとちょっと気まずいから何とかまえっさんまでで勘弁してほしい…



『テーマはAに決めてもらいます』


｢おっ？そうなるの？｣


『そりゃそうやろ、笑』


｢Aさん男にこれされたいってことないんすか？｣



これされたい…っていうのはあんまりないけどなあ。
無いですって言う訳にもいかないし。



ふと右を見ると、名人がこっちをじーっと見つめていた。
長く一緒にいると視線だけで何を言いたいのか分かる気がしてるよ。
そうだね、名人はポトフちゃんがいるからあんまり刺激強めなのはよくないね。



ていっても難しいけど…



｢じゃあ…どんなシチュエーションでもいいから、おいでって言ってほしい笑｣



これならまだ！
動作とかじゃないからポトフちゃんも許してくれるでしょう。



一同は天を仰いだり俯いたり様々な反応を見せてる。
相馬さんのニヤつきがすごいよ。
なんか怖いこと考えてそうだな…



『思ったよりソフトやな、もっと要求されるんかと思った』


｢逆に難しいよね！笑｣


｢…相馬さんめっちゃ笑ってる｣


｢ええ？そりゃだって名人は日常茶飯事かもしんないけど俺らはねえ？そんなの言う機会ないから笑｣


｢そうっすよ名人ー笑 痛っ、！｣



名人の肩パンがあたし越しにロケマサへと繰り出されました。
いつも通りロケマサに当たりの強い名人です。
キキララです。



『ほな順番じゃんけんしよか』



さーいしょはぐー、



じゃーんけーんぽん！

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