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男「俺、別にお前のこと好きじゃねぇーし。」
A「え、?」
男「沙耶(さや)に近づくために、お前に告白したのにさ、お前全然沙耶(さや)と会わせてくんないし、いい駒だと思ったのにさ、本当使えねぇーな」
A「う、嘘でしょ…?」
男「まぁ、お前も顔はいいから友達に自慢できたけど、沙耶(さや)ほどじゃねぇーし、てか俺ら別れようぜ。」
((バシッ!))
中学の時半年付き合った最低な彼氏にビンタをかまして私たちは別れた。
あんなに必死に告白してきたのは、私のためじゃなくて沙耶(さや)の為。
あんなに大好きって言ってくれたのは沙耶(さや)の為。
私だけがどんどん好きになっていって馬鹿みたい。
沙耶(さや)「ねぇA!彼氏と別れたの?!」
A「う、うん」
沙耶(さや)「なんで!?めっちゃラブラブだったじゃん!」
A「な、なんでだろう?わかんない」
沙耶(さや)にはホントのこと言えるわけなくて…
そのあとの数日は沙耶(さや)と話す時は沙耶(さや)は悪くない。沙耶(さや)は悪くないって、言い聞かせて必死に笑顔を作ってた。
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作者名:トムヤムクン | 作成日時:2018年11月10日 10時