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集中(和哉) ページ38
藍の家を出て俺たちはそのままレッスン場に向かう。
藍が女だって衝撃と安心でぼーっとしていると…
隣に壮吾が来た。
そ｢和哉？さっき藍くんの家で何言おうとしてたの？｣
と｢え？あぁ、なんでもねぇーよ。｣
そ｢ふーん。なんでもない顔っていう風には見えなかったけど？……まぁいいや。｣
なんて言って前を歩き始める。
あいつ意外と鋭いんだよなぁ。まわりをよく見てるというか。1番に気づかれそうなのは壮吾だな…
ーーーーーーーーー
先生
｢和哉そこ逆。｣
｢和哉立ち位置違う！｣
｢和哉！ラップ！｣
…………。
もちろんレッスンなんて集中出来なかった。
集中しているつもりでも、曲が流れるとどうしても近くで踊っているはずのない藍が思い浮かんでしまう。
あれ？藍の存在ってこんなにも大きかったっけ…？
田原さん｢和哉？大丈夫か？…風邪ひいたとか？｣
と｢いや、大丈夫っす、。｣
田原さん｢そうか。体調悪かったら流しめでもいいからな。先生には言っとく。｣
と｢うす。｣
あぁ。今じゃ頭ん中藍だらけ…
早く会いたい…会って話がしたい…
明日こそ会えるかな…
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チョコレート - このお話、面白いのでお気に入りです!続きが気になる〜！ (2018年11月12日 5時) (
レス) id: 5b4384cda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トムヤムクン | 作成日時：2018年11月9日 0時
