偽り6 ページ8
｢…どこですかねぇここ｣
小さな鉄球のついた足枷がハマっているため､動けない
…動く気ないけど
とりあえずベッドがあるのでベッドに寝転がる
鎖がジャラジャラと音を立て､鉄球のせいで足首が締まる｡
｢跡になったらやだなぁ…｣
[ガチャ]
｢あん?｣
?｢…どうも｡｣
｢はい､どうもこんにちは〜君だれ〜｣
ｼｮ｢ショッピっス｡なんかゆるいですね｣
｢あーうん､まぁ連れ去られたって事は分かってるし…暴れてもこれのせいで無意味だし｡｣
足枷に指を指す
｢でー?何が目的?情報なら吐かないよ｡｣
ポケットからマカロンの入った袋を取り出し､マカロンを頬張る
ｼｮ｢目的は…あぁ､来たきた｡この人に聞いてください｡｣
｢むぐー?｣
ショッピの横には金髪に真紅の瞳をした男｡
我々国の総統､グルッペン･フューラーが立っていた
｢あっれ､我々国の総統様じゃないですか〜って事はここは我々国なのね〜｣
ごくん､とマカロンを飲み込む
グ｢話が早くて助かるな｡ショッピくん､ちょっと二人きりにしてほしい｣
ｼｮ｢わかりました｡｣
ショッピは部屋から出て行った｡
｢ま､私の事はどうだっていいよ?美華は?｣
声のトーンを落とし､彼を睨みながら聞いた｡
グ｢さぁ?今頃ゾムに犯 されてるんじゃないか?｣
｢…美華に何してくれてんの｣
殺意を込め､彼を睨み､近付く
グ｢まぁまぁ､落ち着け｣
｢煩い､今すぐ美華を解放しろ｣
グ｢…別に構わないゾ?｣
｢なら早く｣ グ｢だが｣ ｢…なに｣
グ｢もう1人の女､どうなると思う?｣
｢…！魁もいるの?｣
グ｢今こちらへ向かっているようだゾ｣
｢っ…わ､私が2人の代わりになる…だから解放して…｣
グ｢無理な願いだな｡｣
｢何故っ?!｣
グ｢俺はお前を他の男に抱かせる気がないからな｣
｢…は?｣
グ｢どういう意味か､分かるだろう?｣
突如､グルッペンの顔が近づき
彼の口と私の口が重なる｡
｢なっ…?!｣
グ｢A､お前を俺の女にする｣
その言葉のあと､ベッドに押し倒され
乱れた｡
胸元､首筋､太腿…あらゆる所に花を咲かせながら｡
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作者名：暁 | 作成日時：2018年9月16日 23時
