えっと…どうゆこと？[第五人格] (ページ5)

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不思議な響きページ5

緑のフードの人とヘルメットの人にじいっと見られながら私は質問に答えた

[ここは何処なんだい？]

『ここは私の家です…あ、日本ですよ』

[ニホン…あぁ、美智子さんの……]

美智子という人は名前の響き的に日本人と言うことが伝わる

よく見るとこの人達は日本人…って感じじゃないですからね……

[えぇと……じゃあ私達はいつからここに？]

『詳しいことは私も良くわからないです…ただ私が起きる前から恐らく居たんだと……』

[じゃあ最後に、君は誰だい？]

『私は……じゃなくて！名乗るなら貴方から名乗ってくださいよ！』

私はこの重たい空気に耐えきれずガバッと前を向いた

それに驚いたのか銀髪の人は肩をビクッとさせた

[あぁ、そうだったね。私はイライ、イライ・クラークと言います]

そう言うと礼儀ただしくお辞儀をした
この人はまともそうだね

『イライさん、私はAです』

[A…不思議な響きだね]

イライさんはそう言うと手を顎にあてた

まぁ、海外の人からしたらそんな感じなのかな…

[あ、僕達も自己紹介したほうがいいかな？]

声のする方を見ると金髪の子が自分に指を指しながら私の方を見ていた

よく見ると瞳に星の模様がある
カラコンかな……

[おい、マイク。余計なこというんじゃねぇ、イライもだ。大体敵か味方かも分からないやつに名前なんか教えるわけないだろ]

私を睨みながら嫌みのようなことをいう
彼が一番反抗的なのかな…？

『そう、ですから。なら私は貴方のことを枝豆って呼びますね』

[枝豆……？]

首を傾げて困惑する彼を見て私も困惑してしまった

え、外国に枝豆ってないの？
あの緑のお豆だよ？
貴方にそっくりな((

[今失礼なこと考えたね]

『ヨクワカンナイデス…』